響鬼の世界観を味わうならここ!! 頻繁に使われた撮影地3選!!

あなたは仮面ライダー響鬼をご存じですか?

響鬼は平成ライダー第6作にあたる楽器をモチーフにした武器で魔化魍と呼ばれる敵を退治する他のライダーとは一風変わった作品となっています。

どの特撮でも必ず舞台となる撮影地がありますが、響鬼の撮影地はどこだかわかりますか?

この記事では響鬼で使用された数ある撮影地の中でも特に使用された撮影地を3つ紹介しようと思います。

私はあまり撮影地については詳しくなかったので、実際に見ていた時にピンと来る場所はありませんでしたが、人によっては見ただけで気付く方もいたかもしれません。

今回は各場所の魅力やそこでどのような物語の展開が起きたかをご紹介します。

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東京都 葛飾区

東京都葛飾区

仮面ライダー響鬼で一番撮影されていた場所は東京都の葛飾区です。

明日夢がよく自転車で走っていた堤防やお寺、最寄り駅とされている柴又駅、明日夢とひとみが立花勢地郎を追っていた商店街など様々なシーンで使用されていました。

また、明日夢が通う塾や明日夢の母親が勤めているタクシー会社など物語の中ではあまり重要な部分では無いところなんかも葛飾区が使われています。

一見、明日夢たちが暮らす街は平和そうに見えます。
実際、平和ですが、だからと言って戦闘シーンが撮られなかったわけではありません

基本的に戦闘シーンは山や海岸沿いで撮影されることが多いですが、威吹鬼がオオナマズと戦うシーンは葛飾区にある地下排水施設です。

また、明日夢が万引き犯を目撃した本屋も葛飾区にある本屋です。

仮面ライダー響鬼を構成した土台となった街がこの葛飾区と言っても過言では無いくらい葛飾区内の様々な場所が使われていました。

また、他の作品でも葛飾区が使われていて、

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

「ど根性ガエル」

「紙兎ロペ」

などは葛飾区を舞台にしています。

こち亀なんかはタイトルに直接入っていますし、とても有名ですよね!
では、なぜこんなにも葛飾区が作品の舞台となって使われるのでしょうか。

これは私の憶測ですが、人と人との繋がりが他の地域に比べて強いと言われていて、それを登場人物たちの仲の良さ、団結力と照らし合わせているのではないかと思いました。

あとは商店街や街並みなどと言った撮影環境が揃っているからだと思います。

いずれにせよ、温かい人たちに囲まれているという環境が描きたい作品の環境ともマッチして使われているのだなと思いました。

埼玉県 秩父市

埼玉県秩父市

葛飾区の次に多く撮影地として使用されたのが埼玉県の秩父市です。

主に戦闘シーンとして使われていて、人里に降りる前の魔化魍と戦うシーンが多く描かれています。

響鬼とヤマビコが戦った川原、童子と戦ったオートキャンプ場、轟鬼や斬鬼が複数の魔化魍相手と戦った山村などは秩父にあるものです。

秩父は自然に囲まれているので葛飾区に比べると戦闘シーンで多用され、それ以外のシーンで言うと、ヒビキたちが車で移動しているときの道や橋くらいです。

実際の観光スポットとしても長瀞の渓流下りやキャンプの場など、自然を楽しむスポットとして人気なので、秩父は自然が豊かであることがわかります。

私も高校生時代に行事として秩父に行きましたが、本当に自然が綺麗でした。
普段は建物が密集している風景しか目にしていなかったので、自然を楽しむ良い経験ができました。

秩父が舞台となった作品には

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」

「心が叫びたがってるんだ」

「空の青さを知る人よ」

など有名な作品が勢揃いとなっています。

観光スポットとして挙げられることもある秩父なので、旅行に行ったついでに響鬼に使われた場所を巡ってみてはいかがでしょうか。

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鹿児島県 屋久島

秩父と同じくらい撮影地として使われたのが鹿児島県の屋久島です。

物語はヒビキや明日夢が屋久島行きのフェリーに乗っているところから始まり、最初に出てくる魔化魍であるツチグモと戦った場所もこの屋久島です。

先ほどの秩父も自然が豊かであるという話をしましたが、屋久島も自然が豊かであり、こちらは戦闘シーンだけでなく、明日夢とその親戚が山登りをしたり滝を見に行ったりと、戦闘以外のシーンも多く描かれています。

ただ、物語の序盤でしか撮影に使われることがなく、明日夢が法事から帰った後に使われることはありませんでした。

荷物や撮影セットの運搬が大変で秩父に変更したのか、単純に移動に時間と予算を奪われてしまうから秩父に変更したのか、制作陣に聞かないと答えは分かりませんが、私はストーリー展開において不必要になったからと考えます。

そもそも屋久島は明日夢が法事のために向かっただけであり、実家は東京です。

用が済めば東京に戻るのが普通なので、そこからの展開において屋久島で撮影する必要性が無かったのかなと思います。

ですが、山中での撮影は秩父を含め、様々な場所が使われていたため、世界遺産に登録されるくらいの大自然を背景に戦闘シーンが描かれる回がもう少しあってもよかったかなと個人的に思います。

もう完結してしまったものなので何も変えることはできませんが…

屋久島が舞台となるのは主に小説で扱われることが多く、特撮やアニメ、ドラマ等、映像の舞台となる機会は他と比べて少ないですが、もののけ姫なんかは屋久島が舞台となっています。

一度も訪れたことが無いですが、響鬼の撮影地としても、世界遺産のひとつとしても巡ってみたいと思いました。

まとめ

撮影地のまとめ

今回は響鬼で使用された撮影地でも特に使用された3箇所について紹介しました。

  • 明日夢やヒビキたちが生活を送るシーンが多く描かれている葛飾区
  • 戦闘シーンが多く描かれている秩父市
  • 大自然の迫力が描かれている屋久島

それぞれの項目でも書きましたが、秩父や屋久島は観光スポットとして、実際に凄い人気なスポットなので私自身も聖地巡礼ではないですが行ってみたいと思いました。

もちろん、葛飾にも商店街などが立ち並んでいるので買い物を楽しみに行きたいと思います。

自分の目で確かめてから再度響鬼を見たら、当時の感想とは別の感想が湧きあがりそうで少しワクワクしています。

ちなみにヒビキたちを支える猛士たちの拠点となっている “甘味処 たちばな” ですが、こちらは葛飾区ではなく、千代田区の ”竹むら” というお店です。

この “竹むら” ですが、たちばなと同じく甘味処として営業しているそうなので、ここにも行ってみたいです。

もちろん、ここで紹介した3箇所以外にも撮影地として使われた場所はたくさんあります。
もし、撮影地に使われた場所を巡ってみたいと感じたら、ぜひご自身で調べてみて巡ってみてください!

新しい発見をしたり、描かれたシーンを思い出したり、再度見て別の感想を持ったり。

さらに「仮面ライダー響鬼」を楽しめることだと思います!

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