皆さんは仮面ライダー電王の名言と言えば何が頭に浮かびますか?
私はすんなりと頭になかなか浮かんでこないんですよね。
「さて、どうしたものか・・・。」
まずは、私のために名言の定義をハッキリとさせておきましょう。
確かにそうだと感じさせるような、すぐれた言葉であり、道理をうまく表現した言葉である。
ピクシブ百科事典(https://dic.pixiv.net/)より引用
難しい日本語が出てきてしまいましたが、つまり名言とは
「スジが通っていて、そりゃそうだ!!」
と感じる言葉って事ですね。
感じるのはこの記事を書いている私自身ですので、私セレクトで書かせていただきますね。
仮面ライダー電王全49話を見返して、誰が見ても“そりゃそうだ!!”と思える名言をチョイスいたしました。
今回は見出しを、名言が世に出た時間にしております。
皆さまが電王名言を見返す一助になればうれしいです。
この記事を見れば名言5選が世に出た時間とその背景がわかります。
第32話、17分32秒の名言
「バーカ、カードはお守りじゃないんだ、使う時に使わなきゃ意味が無いんだよ。」
侑斗の有名な名言ですね、まったくもってその通りです。
皆様、ご唱和ください。
「そりゃそうだ!!」
この名言の背景をざっくりと説明
侑斗は未来の自分自身でもある桜井さんの記憶カードを消費して、仮面ライダーゼロノスに変身します。
しかし、残り1枚になってしまったのでゼロノスに変身するのを躊躇してしまいます。
そんな時に良太郎の姉の愛理がイマジンにさらわれてしまいました。
「えらいこっちゃです!」
しかも、愛理はそのタイミングで【桜井さんの記憶】が戻ろうとしていたんですよ。
桜井さんが苦渋の決断で消したのに・・・。
愛理の消えた記憶が戻ると、また別の問題が発生してしまいます。
一方で電王とデネブはイマジンとの戦いで負けそうになっちゃっています。
なので侑斗は、愛理の記憶をもう一度消してイマジンにも勝つためには、最後のカードを使って変身するしかなかったんですね。
その時にデネブに言ったのがこの名言です。
ざっくりしすぎて理解が追いつかない方は、この関連記事をおススメします。
理解できる“はず”です。
皆様、こんにちは。 今回のテーマは桜井侑斗です。 このブログを読んでいただいている方ならお分かりだとは思いますが、桜井侑斗は 「電王の物語を複雑にしている張本人です・・・。」 電王を初めて観た人が、物語を理解できないのは[…]
そして、なんとか戦いに勝利した後の愛理の言葉がこちらです。
「もうひとり・・・あら?もうひとり?私と良太郎と・・・おばあちゃん?」
侑斗の変身のおかげで、愛理の【桜井さんの記憶】はキレーに消えました。
この流れで次の名言に行きましょう。
第18話、22分03秒の名言
「過去が希望をくれる。」
行方不明になった愛理の婚約者、桜井さんが持っていた懐中時計に刻まれた名言です。
仮面ライダー電王のストーリーが理解できていると、この言葉の意味も理解できるはずです。
この桜井さんの名言、まったくもってその通りです。
皆様、ご唱和ください。
「そりゃそうだ!!」
この名言の背景をざっくりと説明
この言葉だけを見ても意味不明ですよね。
「だって過去は過去、もう過ぎ去っていますから・・・。」
ですが、仮面ライダー電王のストーリーはタイムマシン要素が入っています。
この名言の過去とは、過去の時間から2007年にやって来た侑斗のことを指します。
ですので
「侑斗が希望をくれる。」
と言い換えることができますね。
では、希望とはいったい何なのでしょう?
それはハナのことです。
では、ハナがなぜ希望なのかは、ぜひこちらをお読みくださいませ。
仮面ライダー電王のヒロインと言えば『ハナ』ですね。 ハナは“仮面ライダー史上最弱の主人公”の良太郎を、電王にスカウトした人でもあります。 良太郎に優しかったのは、イマジンとの戦いに巻き込んでしまった良太郎への後ろめたさがあったの[…]
さらにこの流れで次の名言に行きましょう。
第33話、13分20秒の名言
「ちょっとー、子どもじゃないんだからー」
これは小っちゃくなったハナの名言ですね。
気が利かない良太郎に呆れた感があふれ出ています。
私は見た目が大人だろうが子どもだろうがハナ推しですので、当然選ばせていただきます。
このハナの名言、まったくもってその通りです。
賛同いただける方のみ、ご唱和ください。
「そりゃそうだ!!」
この名言の背景をざっくりと説明
小っちゃくなったハナを、良太郎が姉の愛理の喫茶店に連れてきました。
愛理が不在だったので良太郎がミルクを出しました。
そのミルクを見てハナが言った名言です。
良太郎のミルクチョイスもわからんではないですよ。
見た目は子どもですから、コーヒーは苦いかもと考えたんでしょう。
ある意味、良太郎のやさしさとも取れます。
しかし、ハナの立場にしてみたら体は子どもになっちゃったけど、中身は大人の女性です。
良太郎はそれを知っていて、明らかに子ども扱いのミルクチョイスは無いでしょうよ。
「私だったらクリームソーダ、さくらんぼ付きにします!」
「え?それも子ども扱い?」
私はフツーに大人でおっさんですが、喫茶店でクリームソーダ頼みますよ。
「別に恥ずかしくも何ともないです。」
一応、娘に聞いてみました。
私以外にクリームソーダを飲むおっさんを見たこと無いそうです。
「マジか!?」
世のおっさん達はクリームソーダさくらんぼ付きを、もっと飲んだ方がいいと思います。
では次の名言に行きましょう。
第18話、20分27秒の名言
「モモタロス、3の次は4だよ。」
これはモモタロスがソードフォームの“俺の必殺技パート5”でイマジンを撃破した直後に、良太郎が言った名言です。
この良太郎の名言、まったくもってその通りです。
皆様、ご唱和ください。
「そりゃそうだ!!」
この名言の背景をざっくりと説明
「3の次は4、これ説明いります?」
文字数の関係もあるので、一応しますね。(笑)
モモタロスの主張だと、新必殺技のパート5は数字を1個飛ばすくらい凄いんだそうです。
その後、歩きながら数を数えるんですが
「1,2,3,5,6,7,8,9,10」
わざとなのか、ガチなのか不明ですが、日ごろのモモタロスの性格や行動から察するに
「私はガチで4を知らなかったと思います。」
「俺様キャラが邪魔をして認めたくなかったんでしょうねー(笑)」
さあ、私セレクトの最後の名言に行きましょう。
一番有名と言っても過言ではない、あの名言がまだ出ていませんね。
第20話、20分12秒の名言
「弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらない事の言い訳にはならない。」
はい、電王ファンなら誰でも知っている名言なので外せません。
この良太郎の名言、まったくもってその通りです。
皆様、ご唱和ください。
「そりゃそうだ!!・・・では、ありません。」
名言には間違いありませんが、良太郎の名言ではありません。
この名言の真の主は桜井さんです。
この名言の背景をざっくりと説明
ネットで検索をすると良太郎の名言とされていますが、それは間違いです。
確かに劇中では良太郎が言っていますが、この名言には続きがあります。
同じく第20話の20分20秒での良太郎の言葉がこれです。
「僕の知ってる桜井さんが言ってた。」
これは良太郎の秘密の暴露で、自白しちゃっています。
良太郎自身が桜井さんの言葉だと明言しています。
ですが私は、この言葉を胸に頑張っている良太郎を否定するつもりは微塵もありません。
そこは誤解無きようお願いいたします。
ただ、名言の出どころが桜井さんだと言うことです。
ご理解いただけましたら幸いです。
まとめ
- ゼロノスカードはお守りではありません。
- 過去の侑斗がハナと言う希望をくれます。
- ハナを子ども扱いしてはいけません。
- 3の次は4です。
- あの有名な名言の真の主は桜井さんです。
「言葉って難しいですよね。」
以前にこのブログで【決め台詞】の記事を書いたのですが、【決め台詞】と【名台詞】って定義が違うんですよ。
その記事はこちらです。
皆さんは“決め台詞”と言えば何を思い浮かべますか? 有名な決め台詞だと 「海賊王に俺はなる!!」(ワンピース ルフィー) 「月に代わっておしおきよ!」(美少女戦士セーラームーン 月野うさぎ) 「この紋どころが目に入ら[…]
そして今回は【名言】でしたが、もちろん定義が違います。
決め台詞は客観的でわかりやすいですが、名台詞と名言は聞いた人がどう感じるかの主観が入るので、判断が難しいですね。
「私の主観、変ですかね?」
「おっさんがクリームソーダも変ですかね?」
「変でもいいんです。それが私です。」
皆様、ご唱和ください。
「そりゃそうだ!!」