ブログ「仮面ライダーの魅力を探るブログ」へようこそ。
管理人の仮面ライダー太郎です。
毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。
上司からの理不尽な要求、終わらない残業、満員電車のストレス……。
現代社会という名の「魔化魍（まかもう）」と戦う私たちは、時に心が折れそうになることがありますよね。
「あぁ、どこかに自分を癒やしてくれる隠れ家はないだろうか」
「美味しいお茶を飲んで、ただ静かに心を休める場所がほしい」
そんなふうに思うこと、ありませんか？
私はあります。毎日思っています。
そんな時、私の脳裏に響いてくるのは、清めの音。
ドンドコドンドコ……という、あの力強い太鼓の音色です。
そう、今回語りたいのは、私たち仮面ライダーファンの永遠の心のオアシス。
『仮面ライダー響鬼』に登場する伝説の場所、「甘味処たちばな」についてです！
劇中でヒビキさんや明日夢くんが笑顔で集っていたあの場所。
実は、あの場所にはモデルがあり、実際に私たちが訪れることができるのをご存知でしょうか？
今回は、響鬼の世界観にどっぷりと浸りながら、「たちばな」の魅力と、そのロケ地である「竹むら」について、熱く、そして深く語り尽くしたいと思います。
これを読めば、あなたもきっと明日から「鍛えてますから！」と胸を張れるはずです。
それでは、清めの音とともに、いざ参りましょう！
甘味処たちばなは響鬼たちの魂が休まる最高の秘密基地
まず、私たちが愛してやまない「甘味処たちばな」について、その設定と魅力を再確認していきましょう。
『仮面ライダー響鬼』という作品において、この場所は単なる「飲食店」ではありません。
ここは、ホームであり、基地であり、家族の団らんの場です。
劇中、東京都葛飾区柴又にあると設定されているこのお店。
一歩足を踏み入れれば、そこには看板娘の香須実（かすみ）さんと日菜佳（ひなか）さんの姉妹がいて、美味しい和菓子の香りが漂っている……。
想像するだけで、心がじんわりと温かくなりますよね。
しかし、私たちファンが「たちばな」に惹かれる理由は、その「表の顔」だけではありません。
男心をくすぐる「裏の顔」があるからこそ、私たちはこの場所に憧れ続けるのです。
猛士が集う作戦会議室！正義を守る重要な役割とは
「たちばな」の真の姿。
それは、人を襲い喰らう怪物・魔化魍（まかもう）と戦う特務機関「猛士（たけし）」の関東支部としての顔です。
ここがたまらなくカッコいいのです！
通常の仮面ライダー作品であれば、ハイテクな地下基地や、研究所のような場所が拠点になることが多いですよね。
しかし、響鬼は違います。
下町の風情ある甘味処が、実は正義の組織の拠点なんですよ？
このギャップに、放送当時の私は完全にやられました。
表向きは客として和菓子を楽しみながら、奥の座敷では深刻な魔化魍の出現情報が共有されている。
「〇〇山にツチグモが現れた」
そんな会話が、お茶をすする音と共に交わされる空間。
この「日常と非日常が隣り合わせにある感覚」こそが、響鬼という作品の最大の魅力の一つではないでしょうか。
猛士の間と呼ばれる場所では、過去の魔化魍のデータが保管され、ヒビキさんやイブキさん、トドロキさんといった鬼たちが集まり、作戦会議を行います。
彼らは「ヒーロー」である前に、「仕事」として人助けをしている。
だからこそ、仕事の拠点である「たちばな」には、職場のような規律と、実家のような安心感が同居しているのです。
私たちも、こんな職場なら毎日でも通いたいと思ってしまいますよね。
壁の裏には音撃武器がズラリ！男心をくすぐるギミック
さて、ここからは少しマニアックな視点で語らせてください。
「たちばな」の内装には、男なら誰もがワクワクする仕掛けが隠されています。
そう、まるで忍者屋敷のようなカラクリです！
一見すると普通の和室の壁。
しかし、仕掛けを作動させると、壁がグルンと回転したり、隠し扉が開いたりするんです。
そしてその奥には……我らが鬼たちが使用する「音撃武器」がズラリと収納されています！
変身音叉・音角（おんかく）。
変身鬼笛・音笛（おんてき）。
音撃棒・烈火。
音撃鼓・火炎鼓。
音撃管・烈風。
これらが整然と並んでいる光景を見た時、あなたの「少年の心」は叫び声を上げませんでしたか？
「うおおお！ かっこいいいい！！」と。
和風の落ち着いた空間に、メカニカルでありながら伝統工芸品のようでもある変身アイテムが鎮座している。
このビジュアルの美しさは、歴代ライダー拠点の中でも随一だと私は断言します。
ただ武器を置いているだけではないんです。
そこには「鬼として戦う覚悟」と「それを支える裏方たちの技術」が詰まっているのです。
香須実さんや日菜佳さんが、きびだんごを作るのと同じ手つきで、ディスクアニマルのメンテナンスをしていたりする。
その「生活感のある戦い」の描写が、たちばなという場所をよりリアルに感じさせてくれるんですよね。
立花勢地郎という理想の上司！おやっさんの魅力に迫る
「たちばな」を語る上で、絶対に外せない人物がいます。
そう、オーナーであり、猛士関東支部の支部長、立花勢地郎（たちばな いちろう）さんです。
現役の鬼たちから「おやっさん」と呼ばれ慕われる彼。
私は30代になって、改めて勢地郎さんの偉大さに気づきました。
彼は、理想の上司であり、理想の父親像そのものです。
初登場時は、ただの飄々としたおじさんに見えるかもしれません。
しかし、物語が進むにつれて、その懐の深さに圧倒されます。
彼は決して、前線で戦う鬼たちに無理強いをしません。
的確なアドバイスを与え、時には厳しく、しかし常に温かい目で見守っている。
「よくやった」と頭ごなしに褒めるのではなく、相手の成長を静かに喜ぶ。
そして何より、彼自身もかつては猛士の活動に深く関わってきたというバックボーンが、言葉の端々に重みを与えています。
私が特に好きなのは、勢地郎さんの「程よい緩さ」です。
常にピリピリしているわけではない。
美味しいお茶を飲み、冗談を言い、場の空気を和ませる。
しかし、いざという時には誰よりも鋭い勘と判断力を見せる。
（身のこなしも意外と俊敏なんですよね！）
現代社会で働く私たちにとって、こんな上司がいたらどれほど救われるでしょうか。
困った時に相談に行けば、美味しい和菓子を出してくれて、「まぁ、座りなさい」と言ってくれる。
そして、解決の糸口を一緒に探してくれる。
立花勢地郎という男は、そんな「大人の余裕」と「正義の心」を併せ持った、最高のヒーローの一人だと私は思います。
詳しくは、仮面ライダー公式ポータルサイト「KAMEN RIDER WEB」のキャラクター紹介などもぜひチェックしてみてください。
なぜ私たちは「行きつけの場所」にこれほど憧れるのか
ここで少し、私たちの実生活に話を戻しましょう。
なぜ私たちは、これほどまでに「甘味処たちばな」に惹かれるのでしょうか。
それはきっと、私たちが心のどこかで「サードプレイス（第三の居場所）」を求めているからではないでしょうか。
職場（学校）でもない、家庭でもない、自分らしくいられる第3の場所。
私が家の近くのカフェに通うのも、まさにそれです。
気分が沈んだ時、店長さんに少し励ましてもらう。
頑張った自分に、美味しいコーヒーとケーキのご褒美をあげる。
そんな時間が、明日への活力を生んでくれます。
「たちばな」は、まさに究極のサードプレイスです。
そこに行けば、仲間がいる。
そこに行けば、自分が何者であるか（鬼であるか、サポーターであるか）を確認できる。
そして何より、美味しいものでお腹も心も満たされる。
生活に潤いを与え、孤独感を消してくれる場所。
響鬼という作品は、戦いだけでなく、こうした「居場所」の大切さを私たちに教えてくれているような気がします。
あなたには、そんな「たちばな」のような場所はありますか？
もしなくても大丈夫です。
次にご紹介する場所へ行けば、その片鱗を味わうことができるのですから。
甘味処たちばなのロケ地「竹むら」で聖地巡礼の旅へ
お待たせしました！
ここからは、実際に「たちばな」の世界観を体験できる聖地、「甘味処 竹むら」についてご紹介します。
ドラマの設定では葛飾区柴又でしたが、実際のロケ地である「竹むら」は、東京都千代田区神田須田町にあります。
画面の中で見ていたあの建物が、現実に存在している。
それだけで、ファンとしては武者震いが止まりません！
さあ、脳内で「輝（かがやき）」のBGMを再生しながら、一緒に訪れてみましょう。
東京都千代田区に佇む歴史的建造物の圧倒的風情
最寄り駅（淡路町駅や小川町駅など）を降りて少し歩くと、周りのビル群とは明らかに空気の違う一角が現れます。
そこに佇むのが、昭和5年（1930年）創業の老舗、「竹むら」です。
木造3階建てのその外観は、まさに「たちばな」そのもの！
軒先に吊るされた提灯、古びた木の質感、ガラス戸の向こうに見える暖色の灯り……。
東京都選定歴史的建造物にも指定されているこの建物は、見るだけで心が洗われるような威厳と優しさを持っています。
一歩足を踏み入れると、そこはもう昭和の時代、いや、響鬼の世界です。
磨き込まれた床、柱時計の音、そして小上がりのお座敷。
「あぁ、ここでヒビキさんたちが作戦会議を……いや、お茶を飲んでいたんだ」
そう思うと、感動で胸がいっぱいになります。
壁や天井の意匠も素晴らしく、カフェや喫茶店では味わえない、本物の日本家屋の重厚感を肌で感じることができます。
心を落ち着かせたい時、静かに自分と向き合いたい時、これ以上のロケーションはありません。
名物あげまんじゅうでヒビキさんの気分を味わいたい
「竹むら」を訪れたら絶対に外せないのが、名物の「あげまんじゅう」です。
劇中の「たちばな」の名物は「きびだんご」でしたよね。
ヒビキさんが出来立てをつまみ食いしようとして、香須実さんに手を叩かれるシーン。
あの微笑ましいやり取りを思い出しながら、ぜひこのあげまんじゅうを注文してください。
カラッと揚がった衣はサクサクで香ばしく、中には上品な甘さのあんこがたっぷりと詰まっています。
一口食べれば、口の中に広がる至福のハーモニー。
お茶と一緒にいただけば、日頃の疲れなんて一瞬で吹き飛んでしまいます。
「うまい！ これはいける！」
思わずヒビキさんのように唸ってしまうこと間違いなしです。
また、竹むらは「あんみつ」や「おしるこ」も絶品です。
リーズナブルでありながら、職人の技が光る本物の味。
テイクアウトも可能なので（商品によりますが）、お土産にして自宅で響鬼を見ながら食べるのも乙なものです。
店内の雰囲気を味わいながら、ゆっくりと流れる時間を楽しむ。
これぞ、大人の仮面ライダーファンの嗜みと言えるでしょう。
ラブライブ！の聖地としても有名な奇跡のダブル聖地
実はこの「竹むら」、もう一つの巨大な作品の聖地でもあります。
あの大人気アニメ『ラブライブ！』です。
主人公・高坂穂乃果の実家である和菓子屋「穂むら」のモデルにもなっているのです。
つまりここは、特撮ファンとアニメファン、両方の聖地が交差する奇跡の場所！
お店に行くと、ライダーファンとおぼしき人と、ラブライバーとおぼしき人が、同じ空間で静かにあげまんじゅうを食べている光景に出会うことがあります。
ジャンルは違えど、作品を愛する心は同じ。
互いに目配せをして「いい場所ですよね」と心で語り合えるような、そんな温かい空気が流れています。
「響鬼も好きだし、ラブライブも好き！」という方にとっては、まさに夢のような空間ですよね。
聖地巡礼が趣味の方には、ぜひ一度足を運んで、その独特の世界観に浸ってほしいと思います。
自宅でも和の心を！響鬼グッズと和菓子で楽しむ休日
「竹むら、行きたいけど遠くて行けない……」
「仕事が忙しくて、千代田区まで行く時間がない……」
そんな同志の皆さんも、諦めないでください。
私たちには「通販」という現代の魔法があります！
自宅を「たちばな」に変えればいいのです。
まずは、美味しい和菓子を用意しましょう。
そして、お気に入りの日本茶を丁寧に淹れる。
部屋の照明を少し落とし、Blu-rayで『仮面ライダー響鬼』を再生する。
これだけで、あなたの部屋は立派な「猛士の隠れ家」になります。
ここでは、自宅で響鬼の世界観をより深く楽しむためのアイテムをいくつか紹介させてください。
まずは何と言っても、作品そのものを見返したいですよね。
大人になった今だからこそ分かる、人間ドラマの深さ。再確認してみませんか？
そして、画面の中の「たちばな」気分を味わうなら、美味しい「きびだんご」は欠かせません。
全国の美味しいきびだんごを取り寄せて、ヒビキさんのようにつまみ食い気分を味わいましょう。
テキスト例：自宅でたちばな気分！絶品きびだんご・和菓子を探す
さらに、デスク周りに彼らを飾れば、仕事中も守られている気分になれます。
「真骨彫製法」の響鬼フィギュアは、まるでスーツがそのまま縮小されたかのような筋肉の造形美が素晴らしいです。
マジョーラカラーの輝きを、ぜひ手元で堪能してください。
これらのアイテムに囲まれて、和菓子を食べながらゆったりとした時間を過ごす。
それは、明日また戦うための、大切な「鍛える」時間になるはずです。
まとめ：「たちばな」は私たちの心の中にいつもある
いかがでしたでしょうか。
今回は、仮面ライダー響鬼に登場する「甘味処たちばな」と、そのロケ地「竹むら」について熱く語らせていただきました。
- 「甘味処たちばな」は、正義の集団「猛士」の大切な拠点であり、家族のような温かい場所。
- 壁の裏には音撃武器が隠されているなど、男心をくすぐる設定が満載。
- オーナーの立花勢地郎さんは、理想の上司であり、かっこいい大人の代表。
- 実際のロケ地「竹むら」（千代田区）は、歴史的建造物であり、あげまんじゅうが絶品。
忙しい毎日の中で、自分を大切にできる場所を持つこと。
それは現代社会を生き抜く私たちにとって、必要不可欠なことです。
「竹むら」に足を運んで実際の空気を味わうもよし。
自宅で和菓子を食べながら、響鬼の世界に浸るもよし。
大切なのは、あなたが「ほっ」と一息つける時間を確保することです。
「甘味処たちばな」のような、心のよりどころを大切にしていきましょう。
そうすれば、きっとまた明日も、私たちは自分の人生という魔化魍に立ち向かっていけるはずです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
「鍛えてますから！」
