今や、演技派俳優としても有名な佐藤健さん。
そんな彼がテレビドラマで初主演を飾ったのが仮面ライダー電王でした。
仮面ライダー電王で主人公はイマジンと呼ばれる存在に憑依され、様々なタイプのライダーに変身します。
また、その憑依は変身前でも行われており、佐藤健さんは7種のイマジンと本来の主人公の8役を見事に演じ分けているのです。
これがまた、自然だのなんの。
普段はオドオドしている弱キャラの野上良太郎が、イマジンが憑依すると、乱暴な不良キャラ、クールなスケコマシキャラ、豪快な九州男子キャラ、DJ風ダンス少年キャラなどなど。
演じ分ける演技力も見事ですが、憑依するイマジンの一体、「リュウタロス」が憑依した状態では見事なブレイクダンスも披露して話題になりました。
登場シーンでもそうですが、戦いの場面でもブレイクダンスの技を駆使したアクションを見せています。
この記事では佐藤健さんがどうしてダンスが得意なのか、仮面ライダー電王で踊りまくっていたのか解説します。
『るろうに剣心』でも見事なアクションを披露して、アクション俳優としても有名になった佐藤健さんですが、仮面ライダー電王時代ではカッコいいブレイクダンスを踊りまくりだったのです。
仮面ライダー電王でダンスを踊りまくった訳
佐藤健さんは中学校3年生の時に友達がブレイクダンスをやっているのをみて、高校からブレイクダンスを始めたそうです。
学校から帰ると公園や駅で段ボールやマットを敷いてはブレイクダンスの練習をしていました。
かなりの熱量で練習に明け暮れていたと、インタビューでも答えています。
そんな、佐藤健さんでしたが、高校では誰にもダンスをしている事は話していなかったそうで、佐藤健さん曰く
「クールキャラでスカそうとして、こじらせていた」
そうです(笑)
思春期の“あるある”ですよね。
私も高校時代はこじらせていた一人でした（苦笑）
女子になかなか話しかけることが出来ず、表情も強張ってしまう。
話し方も、つっけんどんでぶっきらぼうな話し方をしてしまう。
内心はドギマギして、テンパっているんですが、悟られたらかっこ悪いと思って、増してつっけんどんになるという悪循環。
それはもう見事に、女子から怖いと思われていました。
佐藤健さんも
「周りから怖いと思われて高校生活をエンジョイ出来なかった。」
と語っているのを聞いて、妙に共感を覚えたものです。
もっとも、私と佐藤健さんでは、ルックスの偏差値が天と地ほども違う訳ですが…（汗）
そんな佐藤健さんは仮面ライダー電王では高校時代の反動でめちゃくちゃ踊ったそうで、
「めちゃくちゃダンスしてます」
とも語っていました。
それは、青春時代を取り戻すためだったのでしょうか。
仮面ライダー電王でのダンスシーン
仮面ライダー電王でイマジン『リュウタロス』に憑依された、通称R良太郎はブレイクダンスが大好き。
すぐに踊りだしてしまいます。
すると、どこからともなく『リュウタロスダンサーズ』が現れて一緒に踊りだす。
これが、お約束でした。
このブレイクダンス、とってもお見事。
ダンサーさんが踊っているんじゃないかって思えるほどです。
佐藤健さんのブレイクダンスの技ですが、
- ウィンドミル
- チェアー
- スワイプス
- トーマス
- ジョーダン
- 後転倒立からのジョーダン
など、かなりの技が出来るんです。
趣味に『ブレイクダンス』と言うだけあって、かなりのものですね。
流石は、
「高校時代は放課後に終電まで練習をするくらい熱中していた」
と言うほどです。
劇中でもブレイクダンスの技を駆使して敵と戦うシーンもチラホラと。
上手い事フットワークやパワームーブを利用して、キック！
敵が吹っ飛んでいくなんてアクションがとてもカッコいいです。
演技だけじゃない、ダンスも上手い佐藤健さん
2022年1月に日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を受賞した佐藤健さん。
演技の上手さでは定評があります。
初主演となった仮面ライダー電王では8役もの性格を見事に演じ分けていました。
これ、本当に別の人なんじゃないかって思えるほど自然な演技なんです。
表情、目つきから仕草までまるで別人！
凄く幅の広い演技ができる人なんです。
そして、演技だけじゃなくアクションも凄い。
『るろうに剣心』でのアクションは有名かと思います。
そのアクションを支えているのが高校時代に熱中していたブレイクダンスに有ると私は感じました。
その見事なブレイクダンスを余すことなく踊りまくっていたのが、仮面ライダー電王です。
その腕前は、これぞブレイクダンスと言うほどの技、これが出来るか出来ないかでブレイクダンスを挫折するかどうかと言うほどの技、『ウィンドミル』で分かると思います。
仮面ライダー電王でも佐藤健さんはこのウィンドミルを披露していました。
フリーズまでもしっかり決めてみせていて、かじった程度でなく、しっかりとブレイクダンスが出来るのです。
俳優の中でもかなりレベルの高いクラスでしょう。
まとめ
- 佐藤健さんは高校時代にダンスの練習ばかりしていた。
学校では隠していた反動で仮面ライダー電王では踊りまくった。 - 『リュウタロス』に憑依されたキャラはダンス大好き！
登場シーンやバトルシーンでブレイクダンスを披露していた。 - 日本アカデミー賞で主演男優賞を受賞するくらい、演技が上手。
更にアクションもダンスも！ウィンドミルも決めちゃう！！
17歳での初主演で一人何役も演じ分けるくらい演技が上手な佐藤健さん。
仮面ライダー電王で見せたその演技力は初主演とは思えないほど。
本当の多重人格かと思うほど自然（？）に人格が変わる様子を見せてくれます。
その演技力に負けないほど視聴者を虜にしていたダンスシーン！
本当にカッコいいんです。
高校時代に熱心に打ち込んだブレイクダンスの腕前を思う存分見せてくれてます。
仮面ライダー電王は佐藤健さんの演技とダンスを思う存分堪能できる作品なんです。
この様に、佐藤健さんは演技だけでなくアクション、そしてダンスと魅せる事の出来る、正に類いまれの無い俳優なのです。
