仮面ライダーシリーズは、現在も人気が高く、男の子がいる家だと観ているという人もいるのではないでしょうか。
その中の響鬼という作品は響鬼が他のシリーズとは違って、成熟している大人が主人公だったり、鬼に変身するという、それまでになかった要素が多く含まれています。
響鬼は、
「鍛えてますから」
というセリフをよく使います。
このセリフは1話からしょっちゅう出てくるのですが、私は見たときは凄い珍しいと思いました。
私自身は口癖は特にないから余計にそう思ったのですが、自信の強さがすごいと思いました。
今回は、響鬼の口癖である【鍛えてますから】というセリフや、強さの理由についてまとめたのをご紹介します。
なぜあんなに強いのか
仮面ライダー響鬼の主人公である響鬼は、
「鍛えてますから」
という言葉をよく使います。
1話で船から転落した子どもを助けた後、その現場を見ていた明日夢に、
「けっこう鍛えてます」
と言って去りました。
2話では、魔化魍を倒した後に、驚いている明日夢に笑いながら言っていました。
この発言からして、自分の強さに大きな自信を持っているということが分かりますね。
16歳の時から鬼として戦っていますが、教えてくれる人のいない状態で強くなったというのも関係してくるのかもしれませんね。
戦闘での強さ
響鬼は、普段からいつ戦うことになっても良いように、普段から訓練をしています。
その立場に立てば当然なのかもしれないけれど、私はすごくストイックだと感じました。
強さが変身したからというよりかは、元の強さに鬼としての機能が加わることで相手と相応に戦えるようになります。
毎年夏はいつもの方法だけでは倒せないから山籠もりをして修行をするくらいです。
一度だめだったくらいでは諦めないで鍛え続けることが普通になっているから、絶体絶命の状態になることはあまりありませんでした。
精神面での強さ
響鬼は、苦手な分野以外は自分の力で解決しています。
中学生の時にトラブルがきっかけで転校していったクラスメイトのことがあったから強くなろうと努力したことで、数年後には鬼として活躍するようになります。
16歳の時点で鬼として活躍していたので、経験があるから内面も強いです。
戦い始めた16歳から強かったわけではなく、努力をした結果なので、決して天才というわけではありません。
響鬼という作品には子どもが多く登場しますが、ただ単に保護すべき対象として見ているのではなく、フォローして支えようとしていました。
決めつけたりしないで本人の意思を尊重しようと心がけていて、私はあまりできる自信のないことなので見習いたいと思いました。
響鬼としての仕事を除いても、大人として明日夢たちと向き合っていて、人生について見守ることができる人だから安心して信頼することができます。
組織内で強く、そこに憧れる人が多く、明日夢や京介にとっても形は少し違うけれど
「誰かを助けたい」
という思いを持つようになります。
それほどの影響を与えることができる人柄だから色んな人の信頼を得ることができているんだなと思いました。
相手のことだけでなく、自分のことも信じているから強くいられるのだと思いました。
物語に対して思ったこと
1話からよく使われている言葉で、今までの自分を変えたいという理由から鬼の世界に飛び込みました。
自分に対しては厳しく他の人には優しくて、
「巻き込みたくない」
という思いが強いと思いました。
ライダーという設定からは少し離れていると感じる人がとても多かったと思います。
登場人物のほとんどが優しい人が多く毎回楽しみにして見ていました。
アクションシーンが好きな人にも物語を楽しみたいという人にも楽しんでもらえる作品でした。
強くなった理由
前半は響鬼のなぜ鬼の世界に入ったのかは分からない状態でしたが、後半でなぜ今のように強くなったかが語られました。
そういう所が仲間だけでなく、弟子である明日夢や京介にも信頼されている理由なのだと思いました。
模試の結果が悪く落ち込む明日夢に対してヒビキは、
「鍛えたりなきゃ鍛えるだけだ」
と発言していました。
優しいだけでなく、厳しい部分もあって、相手のことをよく考えています。
自分らしさについて考える描写が多かったと思いました。
生きることが、身体面でも精神面でも大変だと響鬼の設定を観ていて思いました。
何事にも卑屈にならずに懸命になることで始めはあまり自信が持てなくてもやっていくうちに物にしていくことができると教えてくれました。
まとめ
- 普段から鍛えている
- 元々の強さに鬼としての機能が加わることで戦えるようになる
- 16歳から活躍している
- 精神面も強い
何にたいしてもそうですが、戦うとなったらもちろん鍛えることは大事ですが1人だけ強くなったから良いというわけではないので、本当に大人な対応で憧れます。
自分に自信を持てる何かがあることがすごいとずっと思っていました。
性格で尊敬するのはもちろんですが、仕事面でも普通の仕事とは大きく異なりますが、何事にも向き合っているので、ドラマとしても、仕事に対するドキュメンタリーのような感じで見応えがあります。
生き方はそれぞれ違うけれど、どれが正解だと決めなくても良くて、