みなさんは【仮面ライダー電王】を見たことがありますか?
佐藤健さん、松本若菜さんが出演していたり、子どもが見ていて憧れるような仮面ライダーですが、今でも子どもから大人まで根強いファンがいたりと、とても人気のある仮面ライダーシリーズです。
登場する人物たちが、時々、カッコいいセリフを言うのですが、絶対、放送当時にテレビを見ていたら、私の息子もマネをしていたかもしれません。
いつになっても正義のヒーローがいう言葉には、子どもたちにとってカッコよく聞こえたり、大人には心に響く名言となるのかもしれませんね。
仮面ライダー電王・野上良太郎を中心とし、いろいろな人物が登場します。
そこで今回、【仮面ライダー電王】に登場する人物の相関図がどういうものなのかご紹介しています。
登場人物 (デンライナーに関係)
野上良太郎
この物語の主人公。
性格は気が弱く、体力もありません。
いつも運が悪く、ケガをしたり、何かに巻き込まれたり不幸が付きまとっている感じで、見ている私でさえも
「かわいそう」
なんて思ってしまうほどです。
ある日、ハナという女性と出会ったことで、「特異点」と呼ばれる特殊な能力を見込まれ、時の運行を守る【仮面ライダー電王】として戦います。
野上良太郎に取り憑くイマジンとして、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの4人に取り憑かれますが、信頼関係を築きながら戦い抜きました。
イマジンに取り憑かれても、意識がある時があり、イマジンと会話していることがあります。
ハナ
時の番人として活動するデンライナーの乗員。
ハナはオーナーと契約してイマジンを追っています。
【仮面ライダー電王】となる野上良太郎と出会い、スカウトします。
気が強く負けず嫌いな性格で、よくイマジンたちを引っぱたいたりしているのですが、私的に笑えてしまうポイントでもあります。
物語の途中、ハナ役の女優さんが降板ということで、その後の物語は「コハナ」という子どもの設定で物語が続いていきます。
ナオミ
デンライナーでアルバイトしている客室乗務員。
明るい性格で、仕事内容は食堂車での調理、社内アナウンス、チケットの確認など行っています。
よくオリジナルコーヒーを勧めてきますが、見た目がカラフルなため、私から見ると飲むのに勇気がいるようにも思えます。
オーナー
デンライナーのオーナーであり、謎だらけの人物。
乗車に関しては厳しく、チケットを持っていない人に対して許すことはなく、いざというときには「乗車拒否」というカードを提示することもあります。
食堂車でよく旗付きチャーハンを食べていますが、食べ方に独特なルールがあり、旗を倒さないよう崩しながら食べるという、子どもがやるようなことをやっています。
真顔でチャーハンとにらめっこしている姿は笑えてきますよ。
野上良太郎に取り憑くイマジン
まず、イマジンって何?って思いますよね。
簡単にご説明しますね。
イマジンとは、未来から時間を超えて2007年にやってきました。
来た時には身体を持っていないために、人に取り憑き、その人のイメージを使って身体を作ります。
また、イマジンは取り憑いた人の望みを1つ叶えますが、叶えた代わりに、その人の過去の時間をもらいます。
望みを言ってしまうと契約を交わしたことになってしまいます。
本来、イマジンは1人に取り憑くのですが、野上良太郎には多くのイマジンが取り憑きます。
そのイマジンたちと一緒に悪のイマジンの暴走を止めるのが野上良太郎と仲間のイマジンたちです。
モモタロス
童話「桃太郎」の赤鬼のイメージから出てきました。
モモタロスに取り憑かれると、目の黒目の部分が赤く、顔は険しい表情、髪の毛は逆立ち髪の毛の一部に赤のメッシュが入っています。
短気で口も悪く、すぐにトラブルを起こしますが、男気がある一面もあったりします。
最初は野上良太郎との関係もぎこちなさがありましたが、戦いを重ねるごとに信頼関係を築いていきます。
よくハナから殴られています。
「オレ 参上」
「最初から(最後まで)クライマックスだぜ」
が口癖。
ウラタロス
童話「浦島太郎」の亀のイメージから出てきました。
知らない間に取り憑かれていて、
ウラタロスに取り憑かれると、目の黒目の部分が青くなり、黒縁メガネをかけた爽やかな感じになり、髪型は普段とそこまで変化がなく、髪の毛の一部に青いメッシュが入っています。
頭がよく口も達者なので、情報を聞き出すことや説得が上手です。
また、女性が好きで、女性を見かけると場所や状況に関係なく口説いてしまう悪い癖があります。
野上良太郎の関係も、最初の頃は取り憑けば自由に遊べると思っていたが、戦いを重ねるごとに信頼関係を築いていきます。
キンタロス
もともとは空手家・本条勝と契約して、「金太郎」の熊のイメージからクマイマジンとして出ていましたが、その後、野上良太郎がキンタロスと命名しました。
キンタロスに取り憑かれると、、目の黒目の部分が金色で、服装も着物を乱れた風に着こなし、髪の毛を後ろに束ね、一部に金色のメッシュが入っています。
怪力の持ち主で、優しい一面、思い込みが激しく失敗することもあります。
野上良太郎やハナに対して、恩義を感じているため他のイマジンたちより信頼関係を築くのは早かったと思います。
リュウタロス
野上良太郎が抱いた龍のイメージから出てきました。
もともとはウラタロスと出会った頃に憑依し、潜伏していた状態でしたが、催眠療法を受けたことにより表に現れました。
リュウタロスに取り憑かれると、目の黒目の部分が紫色になり、見た感じ少しチャラい感じにも見えます。
髪の毛の一部に紫色のメッシュが入っています。
性格的には、子どもっぽく、わがままで甘えん坊。
ダンスと絵を描くことが好きです。
ジーク
時々、野上良太郎たちを助けてくれるイマジン。
「白鳥の湖」の白鳥をイメージしています。
身分が高そうな喋り方をし、周りの人達を見下す感じがするイマジンで、少々、腹がつキャラです。
最初は一緒にいた赤ちゃんに取り憑いていましたが、都合が悪いということで野上良太郎に取り憑くことになります。
ジークに取り憑かれると、目の黒目の部分が白くなり、髪の毛は編み込みでまとめられ、一部に白色のメッシュが入っています。
野上良太郎に関わる人
野上愛理
野上良太郎の姉で、カフェのオーナー。
マイペースで、のんびりした性格の持ち主ですが、何かとケガや不運なことに巻き込まれる弟を心配し、面倒見ています。
お店には彼女目当てでくるお客さんも多い。
この物語にとって重要な人物でもあります。
尾関正義
野上愛理が経営するカフェの常連さんで、彼女目当てに通っています。
しかし、他の女性をナンパしているところを野上良太郎に見られたこともありますが、鈍い彼は多分気づいていないはずです。
職業は雑誌編集者という仕事柄、奇妙な事件などに関する情報を得るのが早く、手がかりに繋がることもあります。
三浦イッセー
野上愛理が経営するカフェの常連さんで、彼女目当てに通っています。
三浦イッセー・尾関正義は野上愛理をめぐるライバル関係でもあります。
自分の事をスーパーカウンセラーと呼び、野上良太郎に取り憑いている悪霊(イマジン)を祓おうとします。
登場人物(ゼロライナーに関係)
桜井侑斗
「仮面ライダーゼロノス」に変身。
イマジンのデネブと一緒に、時の運行を守っています。
最初は野上良太郎と気が合わない気配がしていましたが、共に戦ううちに野上良太郎の良さに気づき、信頼関係を気づいていくことになります。
また、物語の中に「謎の男」が登場しますが、この謎の男と桜井侑斗は同一人物です。
謎の男はデネブと契約しており、デネブが過去に戻ったことで、その時の桜井侑斗がゼロノスとして戦うことになります。
桜井侑斗が受けた使命は、野上良太郎の姉、野上愛理を守ること。
謎の男(桜井侑斗)
野上良太郎の姉、野上愛理と結婚するはずだったが、その1か月前に行方不明となってしまう。
時の列車であるゼロライナーに遭遇してしまったのを機に、時間を修正しようとするイマジン(悪)たちから、未来を守るために戦ってきました。
デンライナーに乗車しているハナは、本来、謎の男(桜井侑斗)と野上愛理との間に生まれてくる子どもです。
そのハナの記憶を、周りの人たちの記憶から消すという決断を彼は下しました。
デネブ
桜井侑斗とともに戦うイマジン。
「牛若丸」の武蔵坊弁慶と鳥天狗のイメージから出てきました。
桜井侑斗に取り憑くと、目の黒目の部分が緑色になり、髪の毛は長くなり、その一部に緑色のメッシュが入っています。
凄く物腰が柔らかく、優しく桜井侑斗に接します。
デネブに対して、キツイ感じもしますが、見ているとじゃれている感じがして可愛く思えたり、仲の良さが分かる気がします。
まとめ
デンライナー・ゼロライナーに関係
- ハナ
- オーナー
- ナオミ
- 桜井侑斗
- 謎の男
- デネブ
- 野上愛理
- 尾関正義
- 三浦イッセー
- モモタロス
- ウラタロス
- キンタロス
- リュウタロス
- ジーク
野上良太郎を中心に、いろいろな人達が巻き込まれたりしますが、見ていくうちに、彼の人の好さがわかる物語でもあると思います。
彼に取り憑くイマジン、モモタロス・ウラタロス・キンタロス・リュウタロス・ジークとの信頼関係や絆を感じるのがわかると思います。
そのイマジン同士の関係性や、ハナとのやり取りなど、見ていて楽しく、笑ってしまう場面もいくつかあります。
細かい登場人物まで上げたらキリがありませんが、登場するみなさん、クセが強めの面白いキャラクターたちばかりです。
初めて見る方、これから見ようと思っている方は物語にも注目してほしいのですが、一人一人のキャラの強さにも注目して見ていただきたいです。
私的には野上良太郎の普段の弱々しい姿から、イマジンに取り憑かれると人が変わったかのように気が強く、自信がある感じのギャップを見てもらいたいのと、あとは、ハナとイマジンとのバトルです。
よく、ハナはイマジンたちにビンタをくらわしますが、見ていて笑えるというか、やり取りが好きです。
見たことのある人は、きっとお気に入りの場面などがあると思いますが、また改めて見直してみるのもいいかもしれませんね。
この記事を読んで頂くことで、
「もう1回、見てみよう」
と、思ってもらえたらうれしく思います。