皆さんはコーヒー派ですか？
それとも紅茶派ですか？
そんなありきたりな質問、私たち仮面ライダーファンには愚問ですよね。
答えは一つ、「ナオミ派」か「愛理派」か、です！
こんにちは、仮面ライダーを愛してやまないサラリーマン、仮面ライダー太郎です。
時を超え、記憶を超え、今なお私たちの心に強烈なレールを敷き続けている名作『仮面ライダー電王』。
良太郎の弱さと強さ、イマジンたちのドタバタ劇、そして切ない愛の物語。
思い出すだけで、「最初からクライマックス」な気分になってきませんか？
そんな電王の世界観を語る上で絶対に外せないのが、「コーヒー」の存在です。
デンライナーでナオミが振る舞う、常識外れの極彩色コーヒー。
ミルクディッパーで愛理さんが淹れる、優しさと静寂に満ちた癒やしのコーヒー。
この対照的な2つのコーヒーは、電王という作品の「混沌」と「日常」を見事に象徴していました。
「あのナオミのコーヒー、一度でいいから飲んでみたい…いや、怖いけど見てみたい」
そんなふうに思ったことはありませんか？
実は、その願いが叶う場所があるのです。
この記事では、ナオミと愛理さんのコーヒーの魅力を徹底的に掘り下げつつ、実際にその伝説の味を楽しめる「仮面ライダー・ザ・ダイナー」の情報まで、熱量たっぷりに解説していきます。
さあ、釣られてみる準備はいいですか？
【電王】ナオミのコーヒーと愛理のコーヒー！正反対な2つの魅力を徹底解剖
『仮面ライダー電王』の世界には、二つの象徴的な「喫茶スペース」が存在します。
一つは、時の砂漠を旅するデンライナーの食堂車。
もう一つは、星が好きな常連客たちが集う静かな喫茶店「ミルクディッパー」。
この二つの場所で提供されるコーヒーは、まさに水と油。
いや、もっと言えば「爆発物」と「伝統工芸品」くらい違います。
しかし、どちらも電王という作品には欠かせない、魂のドリンクなのです。
まずは、私たちの度肝を抜き続けた、あの衝撃的なコーヒーから振り返っていきましょう。
ナオミのコーヒーってどんなの？イマジンも唸る衝撃のメニューたち
ナオミのコーヒーと聞いて、皆さんはどんなビジュアルを思い浮かべますか？
おそらく、普通の茶色い液体ではないはずです。
まず、淹れ方からして常軌を逸しています。
デンライナーの食堂車の壁から出ている謎のホース。
そこから「ジョボボボ…」と注がれる液体は、ナオミが豆から淹れているわけではないようです。
「その時点で自分はちょっと遠慮したいかな…。」
普通の人間ならそう思うのが当たり前です。
しかし、ここからがナオミ流の真骨頂。
その人をイメージした色のクリームを、これでもかとトッピングするのです。
ピンク、青、黄色、紫…およそ食品とは思えないカラフルな見た目。
その見た目のせいか、普通の人間（良太郎やハナさん）にはもれなく不評です。
しかし、モモタロスたちイマジンには「うめえ！」と大好評。
彼らにとっては、あのケミカルな見た目こそが故郷の味（？）なのかもしれません。
さらに、隠し味として「ワサビ」や「激辛スパイス」を入れると、イマジンたちに劇的な変化が訪れます。
そんなナオミの代表的なコーヒーを、私の記憶のライブラリから引っ張り出してみましょう。
ゴールドジェントルマンコーヒー
これはナオミの試作コーヒーとして登場しました。
その名の通り、金色のクリームが乗っており、なぜか物理的に光り輝いています。
モモタロスも思わず呟きました。
このセリフ、最高に笑えますよね。
そして、これを飲んだモモタロスとキンタロスに異変が起きます。
なんと、普段の荒々しさが消え、めちゃくちゃ紳士的な性格と口調になってしまったのです！
「おやおや」「～ですかな？」なんて話すモモタロス、気持ち悪いけど愛おしい。
原因はワサビを入れたせいではないかと推測されていましたが、どうしたらコーヒーが光るのかは、永遠の謎です。
ミルクディッパー風コーヒー
ナオミがミルクディッパーに手伝いに行った際、お客さんに出したコーヒーです。
「ミルクディッパー風」とは名ばかり。
いつものナオミスタイルで、茶色いクリームがとぐろを巻いたその見た目は、まさにあれ…。
お客さんは度肝を抜かれていましたね。
ただ、クリームの下のコーヒー自体は愛理さんが淹れたものなので、混ぜなければ美味しいのかもしれません。
混ぜなければ、ですが。
ベストフレンドコーヒー
ここです。
私が最も熱く語りたいのは、このコーヒーです。
クライマックスフォームに変身するために、手っ取り早くモモタロスたち4人の心を1つにする必要がありました。
そこで良太郎がナオミに頼んで作ってもらったのが、この「ベストフレンドコーヒー」。
モモ、ウラ、キン、リュウ。
4人をイメージした赤・青・黄・紫の4色のクリームが乗っているのが特徴です。
これを飲んだイマジンたちは、一斉に叫びます。
その瞬間、4人の心が重なり、良太郎に憑依してクライマックスフォームへと変身するのです。
ただのギャグアイテムに見えて、実は彼らの絆を象徴するアイテム。
「てんこ盛り」の強さは、このコーヒーから生まれたと言っても過言ではありません。
あの変身シーンを見るたびに、僕たちファンの心も一つになりますよね。
初コーヒー
ナオミが新年一発目にモモタロスたちに振る舞ったコーヒーです。
クリームの上には、日の丸のような旗が交差して立てられています。
お正月でもブレないナオミのセンスに脱帽です。
こうして振り返ると、ナオミのコーヒーは単なる飲み物ではなく、デンライナーという家族をつなぐ「鎹（かすがい）」のような存在だったのですね。
※ クライマックスフォーム初変身の回は必見です！ハンカチの用意を忘れずに。
愛理のコーヒーとは？ミルクディッパーの静寂とこだわりの味
さて、混沌のデンライナーから一転、現代の「ミルクディッパー」へ視点を移しましょう。
良太郎の姉、野上愛理さんが淹れるコーヒーは、ナオミのものとは対極に位置します。
彼女の淹れ方は、伝統的な「ネルドリップ式」。
紙フィルターではなく、布を使ってじっくりと抽出する方法です。
コーヒー豆やブレンドへのこだわりは凄まじく、ドリップ中の集中力はまさに職人技。
店内で騒ぐ常連客（特に尾崎さんと三浦さん）を一瞥で黙らせ、静寂の中で一滴一滴お湯を落とす姿。
あの凛とした美しさに、当時心を奪われた男性ファンは私だけではないはずです。
味の方はというと、人間には「美味しい」「癒やされる」と大評判。
しかし、刺激を求めるモモタロスたちには「薄い」「パンチが足りない」と不評なのが面白いところ。
種族によって味覚がここまで違うという設定が、物語に深みを与えています。
愛理さんは日々新メニューの開発に余念がありません。
特に印象的なのは、ブラックコーヒーが苦手な桜井侑斗のために開発した「苦くないコーヒー」です。
『超・電王トリロジー EPISODE RED』では、そのコーヒーを侑斗に振る舞うシーンがありました。
過去の桜井さんを忘れられない愛理さんと、その過去を背負って戦う侑斗。
二人の切ない関係性が、一杯のコーヒーを通して描かれる。
電王という作品が持つ「大人なビターテイスト」は、間違いなく愛理さんのコーヒーが醸し出していました。
↓↓ 愛理さんのような本格的なコーヒーを自宅で楽しむなら！ ↓↓
ドリップポット・ウッドネック 実用容量240ml 1～2杯用
※ 休日の朝、ネルドリップで淹れたコーヒーを飲みながら電王を見る…最高の贅沢です。
詳しいキャラクター設定や相関図は、公式ポータルサイトで確認してみてください。
改めて見ると、その奥深さに驚かされますよ。
仮面ライダー公式ポータルサイト KAMEN RIDER WEB
ナオミのコーヒーはどこで飲める？仮面ライダー・ザ・ダイナーで実食体験！
ここまでは劇中の話をしてきましたが、ここからは現実世界の話です。
「ナオミのコーヒーを飲んでみたい」
「デンライナーの食堂車に行ってみたい」
そんな叶わぬ夢だと思っていた願いが、なんと実現できる場所があります。
そう、聖地**『仮面ライダー・ザ・ダイナー』**です！
画面の中だけの存在だったあのコーヒーが、私たちの目の前に現れるのです。
私はまだ現地に行けていないのですが、多くの「同志」たちからの熱い報告を聞くたびに、居ても立ってもいられない気持ちになります。
ここでは、その情報のすべてを共有し、皆さんと一緒にシミュレーションしてみたいと思います。
伝説の味を求めて！池袋「仮面ライダー・ザ・ダイナー」への道
その場所は、東京・池袋にあります。
パセラリゾーツが運営する、その名の通り「仮面ライダー」をコンセプトにした公式レストランです。
一歩足を踏み入れれば、そこはショッカーの秘密基地…。
歴代ライダーのフィギュアや変身ベルトがずらりと並び、BGMはもちろんライダーソング。
1号ライダーから最新のガッチャードまで、全シリーズを網羅したメニューが楽しめる、まさにファンのための楽園です。
この空間にいるだけで、変身ポーズを取りたくなる衝動を抑えるのに必死になりそうです。
そして、その数あるメニューの中に、燦然と輝く（怪しく光る？）メニューが存在します。
それこそが、**「ナオミのコーヒー」**です。
勇気を出して注文！ナオミのコーヒー（770円）の実態とは？
メニュー表に載っているその名前。
価格は770円。
「ちょっと高くない？」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、これはただのコーヒーではありません。
「エンターテインメント」であり、「勇気の試練」なのです。
電王ファンなら、ここで注文を躊躇してはいけません。
「言っておくが、僕は最初からクライマックスだ！」という気概でオーダーしましょう。
運ばれてくるコーヒーは、劇中そのままの衝撃的なビジュアル。
クリームの色はその日によって変わるようですが、特に「青いクリーム」の日がヤバイらしいです。
鮮やかなブルーのクリームが、コーヒーの上に鎮座しています。
スプーンですくって口に入れると…。
「甘い！」
味は意外にも、よくあるウィンナーコーヒーのようで、普通に美味しいそうです。
しかし、本当の恐怖はここから。
この青いクリーム、着色料が強力なのか、食べた後の口の中が真っ青になるというのです！
ベロを出せば、まるで毒を受けたかのような色に。
でも、それがいいんです。
口の中を青くしながら、「これ、ウラタロスの色だな…」なんてニヤニヤする。
それこそが、ナオミのコーヒーを飲む醍醐味ではないでしょうか。
飲むのに勇気がいるコーヒーですが、その勇気こそが、私たちファンと電王の世界を繋ぐチケットなのです。
せっかくならオーナーのチャーハンも！電王メニューでフルコース
ダイナーに行ったら、コーヒーだけではもったいないですよね。
電王関連のメニューとして外せないのが、**「オーナーのチャーハン」**です。
劇中でオーナーが食べていた、あの旗が立ったチャーハン。
なんとメニューには2種類あります。
・練習用（990円）
・本番用（1870円）
このネーミングセンス、最高すぎませんか？
オーナーのように旗を倒さずに食べきることができるか、自分自身の集中力を試すチャンスです。
ナオミのコーヒーを飲みながら、オーナーのチャーハンを食す。
気分は完全にデンライナーの乗客です。
窓の外を見れば、時の砂漠が広がっているような錯覚に陥ることでしょう。
ああ、書いているだけで今すぐ池袋に行きたくなってきました！
皆さんも、次回の休日は「時の列車」ならぬ「山手線」に乗って、池袋を目指してみてはいかがでしょうか？
↓↓ 大人のライダーファンへ！自分へのご褒美に最高級のベルトを ↓↓
※ ダイナーに行くときは、心にベルトを巻いて行きましょう。魂が燃えます。
まとめ
今回は、仮面ライダー電王を彩る「ナオミのコーヒー」と「愛理のコーヒー」について、熱く語らせていただきました。
ナオミのコーヒーは、イマジンたちを元気にし、時には性格まで変えてしまう不思議な力を持つ飲み物。
それは、常識にとらわれない電王という作品の自由さを象徴しています。
一方で愛理さんのコーヒーは、強いこだわりと深い愛情が詰まった、安らぎの一杯。
それは、どんなに時が流れても変わらない「人の想い」を象徴しています。
そして、そのナオミのコーヒーが実際に飲めるのは『仮面ライダー・ザ・ダイナー』だけ。
劇中ではコーヒーで遊んでいるようにも思えるナオミですが、そのコーヒー1つでイマジンの性格や行動を変えられる彼女は、実はカイ以上にイマジンのボスになれる器なのかもしれません。
そんな想像を膨らませながら、青いクリームのコーヒーをすする体験。
これ以上のファンサービスがあるでしょうか。
皆さんも、ぜひ一度足を運んでみてください。
そして、口の中を真っ青にして、こう叫びましょう。
「いつか、未来で！」
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
