仮面ライダーシリーズの一つである仮面ライダードライブは、2014年から2015年にかけて放送された作品です。
特にそのオープニングテーマ曲が注目されました。
その曲を歌っているのが、SOPHIAのボーカル松岡充さんです。
初めて曲を聞いた時も、ノリの良い曲だと思いました。
2回目、3回目と聞くごとに、歌の虜になってしまいます。
曲だけ聞いても爽快感とノリの良さでテンションが上がりますし、仮面ライダードライブの戦闘シーンでかかると、とても気持ちが上がります。
この記事では、仮面ライダードライブのOP曲に使用されている歌詞における言葉の意味と物語のリンクについて詳しくみていきます。
仮面ライダーと松岡氏
松岡氏は、今回の仮面ライダードライブで仮面ライダーシリーズ6回目の主題歌担当になります。
6回も同じ方だなんてすごいですよね。
もう、仮面ライダーの一員ですよね。
そんな松岡氏ですが、仮面ライダーの一員と言わざるを得ない存在なのです。
松岡氏は、オファーをいただいてから直ぐに行動しています。
台本が出来上がる前のプロット*の段階から見せていただけるよう申し出たそうです。
そして何度も何度も内容を読み込んだそうです。
つまりストーリーを詳しく書いたようなもの。
主な目的は、脚本を書く前に内容を検討するためのものです。
内容を想いながら、歌詞の中の言葉として紡いでいくなんて凄すぎですね‼︎
さすがプロとしか言いようがありません!
何回も読み込んで、どの役のオファーが来ても出られるんじゃないかと冗談で言っていましたが、それくらい読み込むんだな。
と感心というか、尊敬しました。
オープニングテーマは、シリーズの雰囲気を伝え、ファンを引き込む重要な要素です。
その歌詞やメロディは、物語の核心やキャラクターたちの情熱を表現しています。
それだけオープニングの歌詞は、仮面ライダードライブの世界観やメッセージを伝える鍵なのですね。
一度聞いたら、2回目以降、この曲が頭から離れなくなりますよ。
この曲の爽快感が好きです。
そして、戦いの時に流れてくると、いけいけー!という気持ちになります。
歌詞に秘められたメッセージの探究
では実際、仮面ライダードライブのOP曲の歌詞には、どのようなメッセージが込められているのかを掘り下げてみたいと思います。
松岡氏の歌う言葉がどのように歌詞に反映され、物語のテーマやキャラクターの心情を表現しているのかを探ってみましょう。
op曲の【SURPRISE DRIVE】の歌詞を深掘りしてきたいと思います。
隙間から青空が手招きしてる
Alright そろそろ行こうか
ここのフレーズの考察をすると、第一話ではとにかく訳がわからないまま変身します。
ロイミュードに誰かと尋ねられた際に、当の本人でさえ
「悪いが俺も知らない!これから初乗りだ!」
と言います。笑
え?知らないの?そりゃそうですよね。
でもなんだかかっこいいですよね!!
でも、訳がわからないまま変身してロイミュードを倒したんだから、結果よかったけど、やっぱりモヤモヤは取れないですよね。
しかし、進ノ介の相棒から
「俺の代わりに警察官として人を守れ」
と言われ、進ノ介のギアがかかります。
「全て繋がった」
今までのモヤモヤが吹っ切れた様に再捜査。
そんな心のモヤモヤの雲の中から、青空が手招きしギアが入ったという感じですね。
ヘヴィーなプレッシャーぶっ壊してアクセル踏み込め
このフレーズも考察してみます。
抜け殻状態になっていた進ノ介。
しかしベルトさんと出会い、心のエンジンに火を灯された瞬間ですね!
まさにIgnition (=点火)!
そして口癖の
「もう考えるのはやめた!」
と進ノ介がもやもやした気持ちを振り払う感じですね。
この部分は、事件の真相が解明できたときに
「脳細胞がトップギアだぜ!」
という決め台詞があります。
「繋がった‼︎」
という声とともに真相解明し、頭の中が超高速回転で様々なシチュエーションがつながっているのだと思います。
さすが警察官!
色々な場面や仕草、話す内容など、記憶に残されているんでしょうね。
そして、スイッチが入ったときには必ずネクタイをキュッと締め直します。
真相が解明され、身も心も締め直す、いわばルーティンみたいなものですね。
その行動で、ギアが入ったと周囲も気付いています。
仮面ライダードライブというから、ギアを入れるのは、一つのポイントです。
脳細胞のギアが入れば、頭の中は突き進み、車のギアはトップで、戦いに突き進む。
まさに、唯一無二の車のライダー物語です。
過去を悔やまず振り切る姿と重なりますね。
直訳すると、【必要なのはドライブだけ】仮面ライダードライブ、まさにこれしかないですよね!
「ひとっ走り付き合えよ」
という決め台詞とともに、トップギアで走りたくなりますね!
ファンへ訴えかける力
ファンの間でも人気の曲です。
朝から時間ぴったりにかかるこの音楽で、爽快感を感じているようです。
車に乗っていたら、思わずアクセル全開にしてしまいそうだと、車の中でも聞いている方が多くいます。
特に、仮面ライダーシリーズとしてはめずらしく、車に乗ったシリーズのため、この曲がかかると、車の中でテンションが上がるようです。
またファンは、時間になるとアバン**なしでOPが始まる構成ががっちりハマる曲だという声があります。
「仮面ライダードライブ」のOP曲がファンに与えた影響も大きなものです。
まとめ
- 仮面ライダーの主題歌を6回も担当した松岡氏は仮面ライダーファミリーと言っても過言ではない。
- 歌詞には進ノ介が前進し、突き進んでいく姿や物語のテーマ、力強いメッセージが込められている。
- 車の中で聴くにはピッタリの曲
物語と歌詞の内容はリンクしているのですね。
OPの曲というのは大事です。
曲の内容だけではなく、仮面ラーダードライブはストーリーからではなく、opの曲から始まるという構成も、一気にトップギアにテンションをグッと上げてくれますね。
みたことのない人は見てみて欲しいですし、歌を聞いて欲しいです。
爽快な曲で良いですよ。
仮面ライダードライブと合わせてみると、なおよくなります!
ぜひ、物語と合わせた歌の虜になってください!!