「天の道を往き、総てを司る。」
こんにちは!
30代のサラリーマン、仮面ライダーを愛してやまない「仮面ライダー太郎」です。
同志である皆さん、お元気でしょうか?
日々の仕事、家庭、人間関係……。
現代社会という名のジャングルで戦う私たちにとって、心の燃料となるのは何でしょうか?
そう、それは少年時代から私たちのヒーローであり続ける「仮面ライダー」です。
今回は、平成ライダーシリーズの中でも屈指の人気を誇り、圧倒的な「俺様」スタイルで私たちの度肝を抜いた『仮面ライダーカブト』をテーマにお話しします。
そして、もう一つの重要なキーワードが「バッタ」です。
「え?カブトなのにバッタ?」
そう思った方もいるかもしれません。
しかし、仮面ライダーの歴史において「バッタ」は聖なる原点であり、切っても切れない魂のモチーフ。
実は『カブト』という作品は、最強の昆虫「カブトムシ」を主役に据えつつ、裏テーマとして「バッタ(ホッパー)」の悲哀と強さを描いた傑作でもあるのです。
この記事では、カブトとバッタが織りなす進化の物語を紐解きながら、大人になった今だからこそ楽しめるライダーの深みへ皆さんをご案内します。
あの頃夢中になった変身ベルトの進化、涙なしでは語れない「地獄兄弟」の生き様、そして天道総司の語録が教えてくれる人生の指針。
読み終える頃には、あなたの心にも「キャストオフ」の音が響き渡り、明日への活力がみなぎってくるはずです。
さあ、私と一緒に天の道を往きましょう!
仮面ライダーカブトとバッタ!昆虫の王者が背負う歴史と宿命

仮面ライダーといえば、バッタ。
これは私たちのDNAに刻まれた常識ですよね。
昭和の時代、本郷猛が改造されたその時から、仮面ライダーはバッタの能力を持つ戦士として描かれてきました。
高いジャンプ力、強靭な脚力、そして複眼。
これらはすべてバッタ由来のスペックです。
しかし、2006年に放送された『仮面ライダーカブト』は、その名の通り「カブトムシ」がモチーフ。
昆虫の王様がついに主役の座に躍り出たわけです。
このセクションでは、なぜライダーはバッタから始まり、カブトへと至ったのか。
その歴史的背景と、作品に込められた熱いメッセージを深掘りしていきます。
そもそもなぜ「バッタ」だったのか?昭和から平成へ受け継がれる「改造人間」の悲哀と魂
まず、基本中の基本に立ち返りましょう。
なぜ最初の仮面ライダーはバッタだったのか?
それは、原作者である石ノ森章太郎先生が込めた「自然の象徴」としての意味合いが強いと言われています。
当時、環境破壊が進む中で、自然界からの警鐘を鳴らす存在として、どこにでもいるけれど驚異的な跳躍力を持つバッタが選ばれたのです。
そして何より重要なのが、「異形の者」としての悲哀です。
昭和ライダーたちは、悪の組織によって望まぬ改造手術を受け、人間ではなくなってしまった苦悩を背負っています。
バッタという、人間とはかけ離れた姿を持つ昆虫をモチーフにすることで、その「異形感」が際立っていたんですね。
「仮面ライダーBlack」や「真・仮面ライダー」などを見ると、その生物的な恐ろしさとカッコよさが同居しているのがわかります。
私たち30代、40代は、あの独特のダークな雰囲気にシビれたものです。
しかし、時代は平成に移り変わります。
『仮面ライダークウガ』から始まる平成ライダーシリーズでは、必ずしも「改造人間」である必要はなくなり、アイテムを使って変身するスタイルが主流になりました。
それでも、「バッタ」の遺伝子は消えませんでした。
クウガもアギトも、龍騎のデザインラインも、どこかに昆虫やバッタの面影を残しています。
それは、バッタこそが「正義の系譜」の証だからです。
そんな中で登場したのが『仮面ライダーカブト』です。
これはある意味、革命でした。
子供たちに絶大な人気を誇る「カブトムシ」をストレートに採用し、バッタという「陰」のイメージから、太陽のような「陽」のイメージへと転換を図ったのです。
しかし、カブトの世界には「ワーム」という地球外生命体が登場します。
彼らはサナギから成虫へと脱皮し、人間に擬態する。
これこそ、昭和ライダーが持っていた「怪奇性」の現代的な解釈ではないでしょうか。
カブトは、バッタから始まった「虫の能力を持つ戦士」というコンセプトを、最もスタイリッシュで、最も最強の形へと進化させた到達点なのです。
カブトムシこそ最強の証?天の道を往くデザインの革新性と「脱皮」の美学
『仮面ライダーカブト』のデザインを初めて見た時の衝撃、覚えていますか?
私は今でも忘れられません。
あの洗練された真紅のボディ。
無駄を削ぎ落としたシルエット。
そして何より、「マスクドフォーム」から「ライダーフォーム」へのキャストオフというギミック!
これは昆虫の「脱皮」を、メカニカルかつ超クールに表現した発明でした。
従来のライダーもフォームチェンジはありましたが、重装甲のサナギ状態から、アーマーを弾き飛ばして高速戦闘形態になるという演出は、男の子(当時高校生や大学生だった私たちも含めて)のハートを鷲掴みにしました。
「キャストオフ!」
「CHANGE BEETLE」
あのシステム音声のカッコよさといったら!
カブトムシは昆虫の王者です。
角があり、硬い装甲を持ち、力持ち。
天道総司という「天の道を往く」俺様キャラの主人公には、これ以上ないモチーフでした。
バッタが「風」や「跳躍」を象徴するなら、カブトは「不動」や「剛力」、そして天を指す「角」を象徴しています。
しかし、カブトのデザインをよく見ると、複眼のパターンやクラッシャー(口元)の処理など、歴代ライダーへのリスペクトもしっかり感じられます。
ただ強いだけじゃない。
ただ新しいだけじゃない。
過去のバッタライダーたちが積み上げてきた歴史の上に、王として君臨するような説得力。
それが仮面ライダーカブトのデザインの凄みなのです。
そして、この「脱皮」というテーマは、物語の中でキャラクターたちの成長ともリンクしています。
未熟だった加賀美新が、悩み苦しみながら「戦いの神」ガタックへと成長していく姿は、まさに脱皮そのものでしたよね。
私たちもまた、社会人として何度も殻を破り、脱皮を繰り返してきました。
だからこそ、カブトの「キャストオフ」は、単なる変身ギミック以上に、人生のメタファーとして胸に響くのです。
影の主役はこいつらだ!「バッタ」モチーフの地獄兄弟が教えてくれる「光と闇」
さて、ここからが本題と言っても過言ではありません。
『仮面ライダーカブト』において、「バッタ」の要素を一手に引き受けた影の主役たち。
そう、「地獄兄弟」こと、矢車想(キックホッパー)と影山瞬(パンチホッパー)です。
彼らを語らずして、カブトは語れません。
そして、彼らを語らずして、ライダーファンとは名乗れません!
主人公のカブトが「カブトムシ=太陽、表舞台、完璧」を象徴するなら、地獄兄弟のホッパーたちは「バッタ=日陰、転落、不完全」を象徴しています。
かつてはエリート部隊「シャドウ」の隊長として輝いていた矢車さんが、組織を追われ、やさぐれて再登場した時の衝撃。
「どうせ俺は、日向の道は歩けない……」
このセリフに、どれほどの哀愁が詰まっていることか!
彼らが変身するキックホッパーとパンチホッパーのデザインを見てください。
昭和ライダー、特に仮面ライダー1号・2号への強烈なオマージュになっています。
バッタの脚を模したアンカージャッキ。
シンプルながら力強いグリーンのボディ。
平成の世において、あえて「原点回帰」のデザインを持つ彼らが、ネガティブ全開で戦うという皮肉。
これがたまらなくカッコいいんです!
矢車さんの名言(迷言?)の数々は、社会の荒波に揉まれる私たち30代・40代の心に、妙なリアリティを持って刺さります。
「今のお前に、豆腐は眩しすぎる……」
「俺と一緒に地獄に堕ちるか?」
「笑えよ……お前も俺のこと、笑ってるんだろ?」
一見ネタのように聞こえますが、挫折を知った人間にしか吐けない言葉です。
完璧超人の天道総司には絶対に言えないセリフです。
弟分の影山瞬もまた、哀れで愛おしいキャラクターでした。
ザビーゼクターに見放され、兄貴(矢車)にすがるしか生きる術がなかった彼。
彼らの絆は歪んでいましたが、間違いなく「兄弟」でした。
カブトムシが王道を歩く一方で、バッタは泥にまみれて地べたを這う。
しかし、地獄兄弟の強さは本物でした。
クロックアップした敵に対しても、とっさの判断と連携で渡り合う戦闘センス。
あれはエリートだった頃の経験と、地獄を見た男の執念が生み出した強さです。
『仮面ライダーカブト』という作品が名作と呼ばれる理由は、この「光(カブト)」と「闇(バッタ)」のコントラストが鮮烈だったからだと私は確信しています。
私たちも、いつも天道のように完璧ではいられません。
時には矢車さんのように落ち込み、体育座りをしたくなる夜もあります。
そんな時、地獄兄弟の存在が、「ダメな時があってもいいんだ」「地獄からでも立ち上がれる(あるいは地獄を楽しめる)」と教えてくれるような気がするのです。
仮面ライダーカブトはバッタを超えていく!今こそ味わうべき作品の深み

ここまでは、歴史や設定という視点から熱く語ってきました。
ここからは、より実践的に、私たち大人のファンがどうやって『仮面ライダーカブト』を骨の髄まで楽しむか。
その具体的な方法を提案していきます。
フィギュアを眺めてニヤニヤするもよし。
映像を見返して新たな発見に震えるもよし。
そして、天道の教えを仕事に活かすもよし。
さあ、大人のライダー愛を爆発させましょう!
大人買い不可避!変身ベルト「カブトゼクター」と「ホッパーゼクター」に見るギミックの進化
ライダーファンにとって、変身ベルトは魂の依代(よりしろ)です。
子供の頃、DX版のベルトを買ってもらえなくて涙を飲んだ人もいるでしょう。
しかし、今は違います。
私たちには経済力があります。
そして、バンダイさんは私たちのような「大人」をターゲットにした、究極の変身ベルトシリーズ「COMPLETE SELECTION MODIFICATION(CSM)」を展開してくれています。
特に「CSMカブトゼクター ver.1.5」は、まさに芸術品です。
私がこれを手にした時の感動をお伝えしましょう。
まず、重さが違う。
ゼクターホーン(角の部分)にダイキャストが使われており、ずっしりとした金属感が手に伝わってきます。
これはおもちゃではありません。
「装備」です。
そして音声ギミックの進化。
ver.1.5では、劇中の変身音がより忠実に再現されています。
ベルトにゼクターをセットした時の「ガチャッ」という装着音から、待機音への流れ。
そして、「変身!」と叫んで角を倒した瞬間の「HENSHIN」の電子音声。
さらに特筆すべきは「クロックアップ」の音声です。
サイドバックルを叩くと発動するあの音。
周囲の音がスローモーションのように歪む演出音まで収録されています。
これを腰に巻いて、部屋の電気を消し、LEDの発光を見つめながら変身ポーズをとる。
……至福です。
嫌な上司の顔も、ローンの残高も、すべてクロックアップした時間の彼方に消え去ります。
もちろん、地獄兄弟ファンには「CSMホッパーゼクター」も外せません。
リバーシブル構造でキックホッパーとパンチホッパーの両方に変身できるギミック。
そして何より、矢車さんと影山の名台詞が大量に収録されているのが熱い!
ボタンを押すたびに、「相棒……」というあの声が聞こえるのです。
一人で酒を飲みながら、この音声を再生するだけで、極上の肴になります。
もし、まだ手に入れていない方がいれば、ぜひ検討してみてください。
中古市場でも人気ですが、それだけの価値は間違いなくあります。
また、もっと手軽にカッコよさを楽しみたいなら、「真骨彫製法」のフィギュアも最高です。
人間の骨格から造形し直したというこのシリーズは、スーツアクターの高岩成二さんの体型そのもの。
カブトの独特な立ち姿(天を指すポーズ)が、完璧に決まります。
ここで、皆さんの物欲を刺激するアイテムたちを紹介させてください。
これを家に飾るだけで、そこはもうZECTの基地になります。
自分のデスクに真骨彫のカブトを置いてみてください。
仕事で疲れた時、ふと目をやると、彼が静かに佇んでいる。
「俺もあとひと踏ん張りするか……」
そんな勇気をくれるはずです。
映像で見直す「クロックアップ」の世界!30代になった今だからこそ気づく人間ドラマと料理の味
「アクションがすごい!」
当時はそれだけで興奮していました。
雨粒が止まって見える中の戦闘。
桜の花びらが空中に静止する中でのクロックアップ対決。
映像技術の革新性に目は釘付けでした。
しかし、30代になった今、改めて『仮面ライダーカブト』を見返すと、まったく違う側面が見えてきます。
それは「食」と「家族」の物語です。
天道総司は料理の天才でもありました。
毎回のように登場する美味しそうな料理の数々。
サバ味噌、麻婆豆腐、オムライス……。
彼は「食事」を何よりも大切にしていました。
「食事の時間には天使が降りてくる。そういう神聖な時間だ」
おばあちゃんの言葉として語られるこのセリフ。
忙しさにかまけて、コンビニ弁当やカップ麺で済ませがちな私たちサラリーマンには、耳が痛い言葉ではありませんか?
改めて作品を見ると、天道が料理を作るのは、妹の樹花のためであり、時には迷える加賀美のためでもありました。
「同じ釜の飯を食う」ことで、言葉以上の絆が生まれていく。
カブトは、激しいバトルの合間に、こういった日常の尊さを丁寧に描いていたのです。
また、加賀美新と父親の関係性も、大人になると涙なしでは見られません。
偉大な父へのコンプレックス、反発、そして和解。
ZECTのトップである父と、現場で戦う息子。
組織論や中間管理職の悲哀(田所さんたちの苦労!)なんかも、今なら痛いほどわかります。
そして、ワームという敵の恐ろしさ。
殺した人間に擬態し、その記憶さえもコピーする。
「自分は本当に人間なのか? もしかしたらワームなのではないか?」
このアイデンティティの揺らぎは、現代社会における「本当の自分とは何か?」という問いにも通じます。
特に、擬態天道(ダークカブト)の悲劇や、サソード・神代剣のエピソードは、涙腺崩壊必至です。
神代剣の正体を知った時、そして彼の最期。
じいやとの関係。
「俺は神に代わって剣を振るう男だ!」と叫んでいた彼の純粋さが、あまりにも切ない。
今こそ、Blu-rayや配信で全話見直してください。
きっと、アクションシーンで熱くなるだけでなく、ハンカチが必要になるはずです。
私たちの日常も戦いだ!天道語録とライダー魂を仕事や生活の支えにする方法
最後に、私が最も伝えたいことを書きます。
仮面ライダーは、テレビの中だけのヒーローではありません。
私たちの心の中に住まわせるものです。
特に天道総司の「天道語録」は、ビジネスや人生の指針として最強のツールになります。
例えば、大事なプレゼンの前。
緊張して足がすくみそうな時。
心の中でこう唱えるのです。
天道語録活用術「俺が望みさえすれば、運命は絶えず俺に味方する」
どうですか?
根拠なんかなくていいんです。
この圧倒的な自己肯定感。
「俺ならできる」と思い込む力が、結果を引き寄せます。
また、仕事でミスをして落ち込んでいる部下がいたら、こう声をかけてあげましょう。
(もちろん、天道風に指を立てる必要はありませんが心持ちとして)
天道語録活用術「未熟な果物は酸っぱい。未熟者ほど喧嘩をする」
あるいは、
「人は人を愛すると弱くなる…けど、恥ずかしがる事は無い。それは本当の弱さじゃないから。弱さを知ってる人間だけが本当に強くなれるんだ」
天道の言葉は、一見上から目線ですが、実は本質を突いた優しさに満ちています。
そして、もしあなたが理不尽な状況に追い込まれ、腐りそうになった時。
そんな時は、あえて地獄兄弟のマインドセットを借りるのも手です。
「最悪は最高なんだよ……」
逆境を笑い飛ばす。
底辺から這い上がるエネルギーに変える。
ネガティブを極めれば、それは一周回ってポジティブな強さになります。
カブトの「自信」と、ホッパーの「反骨心」。
この両方を使い分ければ、どんな困難なプロジェクトも、面倒な人間関係も乗り越えられる気がしませんか?
私たちの日常は、怪人との戦い以上に過酷かもしれません。
クロックアップして仕事を片付けることはできません。
でも、心に「ライダー魂」があれば、私たちは何度でも立ち上がれます。
変身ベルトを巻いていなくても、あなたの背中には見えない「カブトゼクター」が飛んできているのですから。
まとめ:おばあちゃんは言っていた…ライダー愛は時代を超えて進化すると

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
『仮面ライダーカブト』と『バッタ』というテーマで、熱く語らせていただきました。
記事を書きながら、私自身も改めてカブトを見返したくてうずうずしています。
バッタという伝統を受け継ぎつつ、カブトムシという最強のモチーフで頂点を目指した作品。
それは、過去を大切にしながらも、常に新しい自分へ進化しようとする私たちの姿にも重なります。
今日からまた、日常という戦いが始まります。
でも大丈夫。
私たちには仮面ライダーがいます。
辛いことがあったら、空を見上げて指を一本立ててみてください。
そして、心の中で叫びましょう。
「おばあちゃんが言っていた……」
その後に続く言葉は、あなた自身が見つける人生の答えです。
この記事が、あなたのライダー愛を再燃させるきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
「運命は、俺が切り開く!」


