仮面ライダー響鬼、それ以外のヒーローたちも何かしらに変身し、悪者と戦いますよね。
そんな時身につけているのが【装甲】(そうこう)と呼ばれるものですが、テレビを見ていれば
「あぁ~ あれね」
ってわかる方も多いと思います。
もともとの意味としては、
- 鎧を身につけること・武装すること
- 敵弾を防ぐため、船体、車体などに鉄板を張ること
などを意味します。
では今回、仮面ライダー響鬼で使用されている【装甲】にはどんな秘密があるかご紹介していこうと思います。
装甲のすごいところ
仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)
ヒビキが音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)を使用することにより、フォームチェンジする響鬼の最強化形態です。
変身するときは一度、響鬼紅になり、そこから変身するという2段階で変身します。
真紅と金色をベースとした鎧武者のような、重厚感ある仮面ライダーになり、全国にいる鬼の中でも最強の能力を持ち、強力な音撃を放つことができるようになります。
装甲声刃(アームドセイバー)の秘密
小暮耕之助が開発した装甲声刃は自身の中で最高の物ではありますが、使いこなせる人物がいないらしく、もし使いこなせるようになると、鬼の力が増大するというものです。
しかし、装甲声刃はこの剣が放つ波動が強すぎて、人間の力では同調することができず、無理に同調しようとすると体力が消耗してしまい、一時的に変身できなくなるという欠点もあります。
道具も強化される
ディスクアニマルも波動は有効であり、ディスク接触部にセットして起動すると、アームドディスクアニマルへと強化させられます。
また、鬼神覚声は音撃破を放つだけでなく、巨大な音の刃として、相手を切り裂くことも可能となります。
どう変身するの?
ヒビキが
「響鬼、装甲」
と言うと同時に、装甲声刃の底にあるスイッチを押すと、多くのディスクアニマルたちが集まり、赤い炎が響鬼の全身を包み、響鬼紅となった響鬼の腕や脚に、頑強な鎧となって装着されていきます。
最後に茜鷹(アカネタカ)が胸部の装甲に変化し、全身から出る炎とともに角が2本から4本にと増加し、額には「甲」の文字が浮かび上がることで装甲響鬼(アームドヒビキ)への変身が完了します。
しかし、この装甲響鬼はパッと見ても戦闘能力が上がってるような、誰にも負けないという力強さを感じる仕上がりになっていると思います。
装甲・響鬼になるきっかけは?
この装甲・響鬼はどこで現れるのか、気になりますよね?
本編では第33話で出てきますが、もちろん急に装甲・響鬼になれたわけではありません。
どういういきさつで装甲・響鬼になれたのかご紹介しますね。
謎の人物
第32話で、小暮耕之助という武器の開発者が登場するのですが、口うるさく、面倒くさい人物なのか、周りのひとは疲労困憊してしまいます。
この小暮耕之助が現れたことにより、ヒビキが装甲・響鬼になれたきっかけを作っています。
ヒビキとトドロキ、開発者・小暮の罠にかかる
魔化魍を捜索していたヒビキとトドロキは、ディスクアニマルからの情報をもとに童子と姫を見つけ出します。
しかし、童子・姫と戦った響鬼と轟鬼は、二人からの攻撃を受けてしまい、そんな戦いを離れて見ていたのが小暮耕之助でした。
童子と姫の行方を追った響鬼と轟鬼ですが、ある罠に引っ掛かります。
轟鬼は輪になったロープに足を取られ木に吊るされたところを、小暮耕之助に警策でお尻を叩かれます。
響鬼もまた敵の行方を追っていると、どこからか竹が飛んできます。
しかも、数多く投げらる竹を全て叩き落としますが、最後の1つはお豆腐(笑)
これだけのことをやられても、誰にやられたのかわかっていない響鬼と轟鬼、戦うときはカッコいいのに普段はポンコツなんですよ。
時間がたち、ヒビキ、トドロキや他の鬼たちが「たちばな」の秘密の部屋で話をしている時、小暮耕之助が現れ、
「日頃の鍛錬が足りない」
と、どこに隠すことができるのか、警策を取り出し、お尻を叩きだしました。
ここでようやくヒビキ、トドロキは罠をかけた人物が誰なのかわかりました。
変身できない!!
以前、小暮は開発した装甲音刃の実験として弾鬼・勝鬼という仮面ライダーに使わせた際、二人は一時的に変身できなくなりました。
また、勝手に持ち出したトドロキ、ヒビキも装甲声刃を使ったことにより一時的に変身できなくなります。
変身できない1ヵ月は、小暮による体力・精神向上に向けての厳しい特訓をすることになります。
その特訓内容とは
- 宇宙の波動を取り入れ、その波動を腹の中で練り直すのが目的の発声練習。
- 何十段とある階段をうさぎ跳び。
- 一人が相手の足を持ち、その相手は腕の力だけで階段を発声練習しながら上がる。
- 逆立ちで歩く。
という厳しい特訓を受けていました。
特訓の成果
魔化魍が現れ、小暮に
「今のお前なら、使いこなせる」
と言われ、いざ、変身。
特訓の成果によって、装甲音刃の放つ波動に適合できるようになり、ヒビキは仮面ライダー響鬼の最強形態である仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)にチェンジできるようになります。
装甲響鬼に変身したその能力は凄まじいもので、向かってくる魔化魍を、剣をたった一振りしただけで退治しました。
そんな凄い力を身につけたヒビキ、
「すげえな これ」
と一言。
まとめ
今回ご紹介した【装甲】。
小暮耕之助が開発した装甲音刃ですが、メリット・デメリットがあります。
メリット
- 鬼の力が増大
- 強力な音撃を放つ
- 肉体的・精神的に成長
- ディスクアニマルも強化される
デメリット
- 波動が強すぎて、体力の消耗が激しい
- 一時的に変身できなくなる
といったことがあります。
見た目
仮面ライダー響鬼は赤に紫がかったボディ(光ってます)ですが、そこから進化した仮面ライダー響鬼紅、全身、深紅に染めたボディとなります。
そして仮面ライダー装甲響鬼へと進化していきました。
ちなみに私の好みは…
- 仮面ライダー装甲響鬼
- 仮面ライダー響鬼
- 仮面ライダー響鬼紅
の順で気に入ってます(笑)
今回ご紹介した【装甲】ですが、強くなるには肉体的・精神的にも成長しないと強くはなれないんですね。
これは仮面ライダーではない私自身にも言えることだと思いました。
肉体的には健康でいられるように、精神的にはいろいろな面で大人になれるように(笑)
この記事を読んで気になった方は装甲響鬼が出てくる第32話から、
また、仮面ライダー響鬼のフォームが気になった方や物語が気になった方はぜひ一度、第1話から見てみてください。
きっといろいろな事に気づくきっかけにもなると思いますよ。