2005年に放送された【仮面ライダー響鬼】
子どもたちにとってはカッコいいヒーローであり、当時一緒に見ていた親の中には、懐かしく思う人もいるでしょう。
今回は【仮面ライダー響鬼】第1話を詳しくご紹介していこうと思います。
なんとなく覚えていても、話の細部まではなかなか思い出せなくなってきていませんか?
ぜひこの記事を読んで思い出し、懐かしい気持ちに浸っていってください!
また、響鬼たちが戦う相手「魔化魍」、簡単にいうと悪者ですが、「魔化魍」についてもこれから少しずつ説明していきますね。
【仮面ライダー響鬼 第1話】の主な登場人物は?
1話目から多くのキャラクターがでてきますが、その中でもメインの方を紹介します。
【仮面ライダー響鬼】
この作品の主人公【仮面ライダー響鬼】を演じているのは『細川茂樹さん』です。
変身する前の名前は「ヒビキ」ですが、変身すると「響鬼」となり、(ちょっとめんどくさい)なんて思ってしまいました(笑)
役の年齢は31歳と、仮面ライダーとしては少し年齢が高いですが、当時の年齢も33歳と最年長で仮面ライダーを演じられました。
安達明日夢(あだちあすむ)
この作品のもう一人の主人公、【安達明日夢】を演じているのは『栩原楽人さん』です。
設定では、幼いころに両親が離婚したため、母と二人暮らしをし、地元の中学校に通う3年生の役を演じています。
悪者・童子と姫
魔化魍と呼ばれる妖怪・怪物を育てるために人を魔化魍の餌にし、育てていく謎の人物。
男の姿は「童子」、女の姿は「姫」と呼ばれるが、この時の声は童子は女、姫は男の声になっています。
『たちばな』で働く人達
『たちばな』とはヒビキたち仮面ライダーが所属する組織(猛士)の支部である。
第1話で登場した立花歌須実と立花日菜佳は、その猛士の事務局長で関東支部の支部長でもある立花勢地郎の娘。
第1話の気になるエピソードは?
冒頭から嫌な予感
出だし早々、コミカルな演技が始まり、数分セリフなし(笑)
始まったと思ったら、急に歌いだすという
「えっ!これミュージカルだっけ?」
と思わせるような斬新な演出でびっくりしました。
第1話でこのような感じだと、第2話以降の演出も期待してしまいますね。
ヒビキと明日夢の出会い
明日夢が母と二人、法事のために屋久島に向かうフェリーで出会います。
ヒビキは明日夢がイルカに夢中になっている横で「カエルの歌」を替え歌にして歌っていました。
その替え歌も私にはダサく感じて引いてしまいました・・・。
ヒビキが明日夢に気づき、お決まりのセリフ「シュッ」とともに、手をおでこから下におろすポーズをしましたが、これがまたダサい(笑)。
もうここまでくると 次何ダサいの来るの?と期待してしまう自分がいます(笑)。
そんな中小さい子供が置きっぱなしになっているキャリーケースに乗ってしまい、海に落ちそうになるのですが、またここで気になる場面が何ヵ所かあります。
- キャリーケース置きっぱなしは普通ないです。
- 小さい子供一人でウロウロって、お父さん、お母さんは?
- 小さい子供がキャリーケースに乗ってしまって危ないのに、明日夢はただ見ているだけ、しかもその場から立ち去ろうとする
など、ツッコミどころ満載です。
海に落ちかけた子どもを救ったのがヒビキでした。
しかも動いているフェリー、片手には小さい子供、支えているのはもう片方の手なのに、落ちることなく、子どもに耳たぶをいじられながらも何とか助けることに成功しました。
明日夢とすれ違いざまにヒビキは
「結構、鍛えてます」
と言って去っていきました。
後々、このようなセリフは何度も出てくるので、気になる方はヒビキのセリフに注目しておいてくださいね。
屋久島に到着
屋久島についたヒビキは『たちばな』に電話をします。
『たちばな』にいる歌須実は携帯で話していますが、屋久島にいるヒビキは緑の公衆電話を使用していて、小銭とテレカ(テレフォンカード)のどちらを使用したのかはわかりませんが、途中で電話が切れてしまいました。
緑の公衆電話なんて、今ではなかなか見かけませんよね?
私は、ポケベルを打つのによく利用してました(笑)。
屋久島に童子・姫現る
女性の観光客が一人、水を飲んでいると(なぜ一人?)そこに、童子と姫が現れ、怖くなった女性は悲鳴を上げて逃げていきましたが、童子・姫は何をするわけでもなく、ただ脅かしただけという感じです(笑)。
「やっと現れたんだから、襲ってください」
と思ってしまいました(笑)。
明日夢 白谷雲水峡に行く
法事のために訪れた屋久島ですが、身内に高校受験・将来のことを聞かれることにうんざりしていたところに、従姉妹と思われる人と一緒に白谷雲水峡にむかい、いろいろ見て回っているときヒビキと再会します。
そこからはヒビキと行動を共にしますが、一緒にいた女性が童子と姫に襲われることになります。
仮面ライダー響鬼となり童子・姫と戦う
ここでようやくヒビキが仮面ライダー響鬼に変身します。
ヒビキが変身するとき、『変身音叉・音角』というアイテムを使用します。
これは折りたたまれている角型の音叉部分を展開させ、指で弾いたり物体を叩き、打ち鳴らすことで特殊な音波が発生し、その状態で額にあてることで響鬼へと変身できます。
魔化魍たちはそれぞれ童子と姫によって育てられた妖怪・怪物たちです。
第1話では『ツチグモ』が響鬼の敵になる魔化魍ですが、本体自体はまだ出てきてませんが、今回戦ったのはツチグモの童子・ツチグモの姫、他に、ツチグモの怪童子・ツチグモの妖姫という怪人です。
ツチグモの糸に遊ばれているかのような響鬼ですが、響鬼が持っているアイテムで「ディスクアニマル」というものがあります。
これは動物の魂をもった音氏神の一種で、響鬼やその仲間たちが使うサポートアイテムになります。
このディスクアニマルが響鬼の危機を救うこともあるんですよ。
響鬼は怪人に向かって口から炎を放ち、怪人にダメージを与えますが、これは「鬼幻術 鬼火」(きげんじゅつ おにび)と呼ばれるもので、正義の怒りをエネルギーに変えて、口から紫色の火炎を吐く技です。
ここで第1話は終わりとなり、第2話へと続いていきます。
まとめ
今回第1話では、少年、明日夢のミュージカル調な出だしから始まり、ヒビキとの出会い、ヒビキと怪人たちとの戦いがメインでした。
一度【仮面ライダー響鬼】を観たことがある方は第1話を思い出したのではないでしょうか。
そして、これから見ようと思っている方は、
「面白うそうかも・・」
「どうなんだろう」
「ほんとうに面白いかな?」
と思うかもしれませんが、このあとの、第2話・第3話を続けてみてもらうと、面白さや、気になるところが沢山出てくると思いますよ。
私も、観ているうちに続きが気になってしまい、結局最後まで観てしまい、劇場版まで観てしまいました(笑)。
物語が気になるというより、ヒビキのセリフや他の出演者の行動が気になってしまって、
「次何が起こるかな」
というワクワク感が強かったのですが。
皆さんも今回この記事を読んでいただいて、少しでも【仮面ライダー響鬼】に興味をもっていただけると嬉しいです。