昭和、平成、令和と続き現在は大人気コンテンツとなっている仮面ライダー。
2021年には50周年を迎えました。
数あるシリーズの中でも、仮面ライダー電王は人気の高いシリーズになります。
なぜなら、電王は世代を超えて楽しめる仮面ライダーだからです。
「電王は他のライダーと何が違うの?」
「人気なのは知ってるけど、何が魅力なの?」
そう思う方も多いのではないでしょうか。
私も子どもと一緒に電王を観て、その魅力にハマった一人なのです。
そんな私が、仮面ライダー電王の魅力についてお伝えします。
この記事では電王独自の設定や、世代を超えて楽しめる電王の魅力がわかります。
読み終えたころには、家族で電王にハマること間違いなしです。
仮面ライダー電王はいままでに無い設定?!
ライダーモチーフは電車
仮面ライダーと言えば【バッタ】という印象が強いです。
電王以前のライダーモチーフをあげてみると、
- バッタやクワガタなどの昆虫
- ギリシャ文字
- トランプ
- 鬼
以上のように面白いモチーフのものが多いです。
昭和ライダーはバッタ等の昆虫が多く、平成ライダーはアギトとクウガまでが昆虫モチーフです。
私は、アギトとクウガを機に、平成ライダーは新しいモチーフにシフトしているように思っています。
中でも電王は【電車】をモチーフにしている作品です。
今までの仮面ライダーはバイクに乗っていましたが、子どもたちは乗ることができません。
そこで、バイクに乗れない子どもたちが身近に乗れる乗り物という事で電車がモチーフになっているのです。
でも電車にしか乗らないと言う訳ではなく、ちゃんとバイクにも乗っています。
モチーフが電車という事で、子どもたちにも人気がでますね。
イマジンの設定
今作の特徴として、味方のイマジンズと敵イマジンがいます。
イマジンは【昔話】がモチーフになっていて、昔話の主人公や登場する動植物がデザインになっているのです。
昔話という事で、これも子どもたちになじみのある設定になっています。
本来イマジンは敵役の設定になっています。
しかしモモタロスをはじめ、4人のイマジンは良太郎に憑依して共闘する味方の立場です。
敵が味方になるという展開は、他の仮面ライダーにはない展開でワクワクが止まりません。
他にもイマジンの声を担当する声優陣にも、仮面ライダー電王の人気の秘密があります。
歌えることと、自然な演技が求められるため舞台や映画の吹き替え、俳優経験のある声優が選ばれています。
- 関俊彦(モモタロス役)
- 遊佐浩二(ウラタロス役)
- てらそままさき(キンタロス役)
- 鈴村健一(リュウタロス役)
上記3名はシブい声としても選ばれ、鈴村健一さんは特撮好きで若いアニメファンも多い事から選ばれました。
関俊彦さんと遊佐浩二さんは私の好きなアニメのキャラクターも演じているため、モモタロスとウラタロスの初登場シーンはワクワクで見ていました。
4人とも実力のある人気声優をレギュラー起用をすることで、アニメファンからの支持も得ています。
イマジンの声とキャラがベストマッチして、良太郎やハナとの掛け合いやイマジンズのわちゃわちゃした感じも、仮面ライダー電王の魅力の一つといえます。
ストーリー
人間と契約したイマジンが過去へ行って街を破壊しているところを倒す、というのが一連の流れになります。
違う時間軸で物語が展開されていくのは、子どもたちには少し難しいかもしれません。
しかし、それを踏まえても子どもが楽しめる要素があるのです。
仮面ライダー電王は、ほかのシリーズに比べてお笑い要素が多いのです。
もう一つは、敵イマジンがあまり強くなく戦闘シーンの展開もわかりやすいという点です。
戦闘でも残酷な描写も少なく、死者も極端に少ないので安心して子どもに見せることができますね。
私的には、もう少しイマジンに頑張ってもらって最後にライダーキックで倒す流れを観たかったですが、全体的に面白いからアリだと思っています。
仮面ライダー電王の主人公演じる佐藤健の初主演作品
仮面ライダー電王の魅力で外せない事といえば、主演佐藤健の演技力の高さでしょう。
本作では初主演という事ですが、良太郎とイマジン4名の計5役を見事に演じています。
第一話から、頼りない良太郎からモモタロス憑依後の迫力のギャップは、私の中でとても印象に残っています。
憑依後の声は声優が担当ですが、イマジンごとの人格を一人で演じ分ける演技力は素晴らしいです。
初主演でこの実力ですから、現在も一流俳優になっていることも、うなずけますね。
仮面ライダー俳優といえばイケメン俳優の登竜門となっています。
現在までの仮面ライダー出演後に活躍している主な俳優の一例です。
キバ | 瀬戸康史 |
ダブル | 桐山漣 菅田将暉 |
フォーゼ | 福士蒼汰 吉沢亮 |
ドライブ | 竹内涼真 |
ゼロワン | 高橋文哉 |
メディアでよく見かける俳優ばかりですね。
私は、ゼロワンの飛電或人役で全力でギャグをかましている高橋文哉さんが好きです。
佐藤健さんはもちろん、イケメン俳優を起用することによって、子どものみならずお母さん世代も楽しむことができます。
映画の作品数が多い
仮面ライダー電王は、シリーズの中で映画作品数がトップクラスです。
中でも2018年公開の、平成仮面ライダー20作記念作品【仮面ライダー平成ジェネレーションforever】では、なんと10年ぶりに電王登場シーンで佐藤健が登場しています。
ウラタロス憑依状態のU良太郎での出演でした。
この出演に関しては完全に極秘だったようで、当時初公開の映画館では感動の声が止まなかったのは容易に想像できますね。
当時の仮面ライダー電王ファンを、再度魅了した出来事となりました。
「おぉ…かっこいい…」
と、私も声を漏らしてしまったほどです。
映画作品も2020年まで制作されており長い間、電王の映画が上映されていました。
既存のファンはもちろん、幅広い世代で電王の活躍を映画で観ることができます。
このことから、世代を超えて新たなファンを獲得し続けることができるのが仮面ライダー電王なのです。
まとめ
- 仮面ライダー電王は今までのライダーにない設定でファンを増やした
- 佐藤健の演技力が素晴らしい
- イケメン俳優起用でお母さんを魅了
- 作品数も多く世代を超えてファンを増やし続ける
歴代の仮面ライダーには魅力的な作品が数多くありました。
仮面ライダー電王はその中でも、今までにない設定やキャラクターによって絶大な人気がある作品です。
ファンが多いから数多くの映画作品が出来上がり、作品数が多いからこそ新たなファンを増やすことができるのだと思います。
仮面ライダー電王は魅力あふれる作品です。
実際に、子どもと一緒にこんなにハマるとは私自身も思いませんでした。
子どもたちだけでなく親子2世代で、さらにはおじいちゃんおばあちゃんも巻き込んで3世代で楽しめる仮面ライダーだと思います。
この記事をきっかけに、新たに仮面ライダー電王ファンが増えることを願っています。