2005年に放送された仮面ライダー響鬼。
今から18年前の仮面ライダーシリーズになりますが、見てみるとどこか懐かしい気持ちに私はなります。
それは、今までの仮面ライダーシリーズと違い、和風で少しおどろおどろしい雰囲気だからでしょうか。
この頃の映画やドラマは、TRICKシリーズや実写映画版どろろ、実写ドラマ版金田一少年の事件簿など仮面ライダー響鬼と同じようなおどろおどろしい雰囲気の作品が多かったように思います。
ある意味、この雰囲気も仮面ライダー響鬼の魅力だと思います。
そんなアラサー、アラフォー世代が懐かしく感じられる仮面ライダー響鬼の第7話の魅力をご紹介します。
1. もっと強くなるために。響鬼の修行
前話の第6話で響鬼は魔化魍であるバケガニとの戦闘で大きな傷を負います。
ちなみにバケガニに傷を負わされた時にヒビキは
「いや~、やられた、やられた」
とまるで通り雨にでもあったかのようなあっけらかんとした口調で言います。
その後の戦闘でも武器である音撃棒を落としてしまうほど傷は深かったはずですが、ヒビキはひょうひょうと明るく振る舞います。
苦しい時でも明るく振る舞う。
こんなイケおじになりたいなと思えた1シーンでした。
少し横道にそれてしまいました。。。
魔化魍相手に苦戦を強いられたこともあってか、響鬼は修行として山籠もりに出ます。
ヒビキの所属する猛士では修行としての施設となっているのでしょうか?
修行をする鬼のサポートをする家もあるようです。
ヒビキ曰くは鬼になる力を衰えさせないための修行として山籠もりがあるようです。
先ほどあげたサポートをする家だけでなく、相棒とも言えるディスクアニマルたちもヒビキの修行をサポートします。
かわいらしい動きでサポートするディスクアニマルたちと優しく言葉をかけ合うヒビキの様子も
修行という厳しい環境の中で、ほっこりできるポイントではないでしょうか?
2. 明日夢の進路が決定!受験結果は…?
ついに明日夢の高校受験の結果が発表されます!
アラサーアラフォーの方々もご自身の高校受験の時はどうだったでしょうか?
合格して嬉しかった、不合格で辛い思いをした、私立の中学校だったのでそもそも受験がなかったなどなど、いろいろなエピソードがあるかと思います。
ちなみに私は合格発表ではないですが、高校受験本番で、最後の面接が終わったあとに突然39℃台の高熱が出てぶっ倒れてしまいました…
ただ、翌日にはケロッと治ったのでおそらく知恵熱的なものだったように思います(^^;)
また横道にそれてしまいました(笑)
さてさて、明日夢は進学校の城南高校を受験しています。
当然、偏差値も高いと思われます。
作中では明日夢が目立って勉強ができるようにも、できないようにも描かれていないだけに、果たして合格できるのか気になります。
また友達3人も同じ城南高校を受験したため、その3人の結果も気になります。
明日夢たちの進路は一体どうなってしまうのか⁉(ガ〇ンコファ〇トクラブ?笑)
3. ついに登場‼仮面ライダー威吹鬼‼
この第7話で、イブキが今作の2号ライダーと言える仮面ライダー威吹鬼に初変身を遂げます!
そもそもイブキは和泉家という代々魔化魍と戦ってきた一族の宗家の三男という今までの響鬼の登場人物になかったエリート家系の出身です。
エリートであると同時に生まれながらにして鬼となり、魔化魍と戦う宿命にあります。
実際にイブキの次兄は魔化魍との戦いの中で命を落としてしまっています。
エリートとは言え、そのような過酷な宿命があるからかドラマとかで見られがちなエリートキャラの嫌味な面はイブキからはあまり見られません。
むしろ、そのような嫌味な面が見られるのは後に登場する桐谷京介の方に見られます(笑)
威吹鬼への変身は、響鬼と違って笛がモチーフになっている“変身鬼笛・音笛”を使います。
響鬼と違う変身アイテムでありながらも、音を鳴らして額にかざす所作は響鬼と共通しています。
そして第7話で戦う魔化魍はイッタンモメンです。
ゲゲゲの鬼太郎にも出てくる一反もめんをモチーフにしているかと思いきや、その姿は海に住むエイと鳥を合体させたようなものになっています。
このイッタンモメンは長時間乾いたところにいると生きていけないため、イッタンモメンを育てる童子と姫が人間の体液を吸ってそれをイッタンモメンに与えていきます。
童子と姫が何とも言えない不気味さを放ちながら
「少し絞らせてもらいます」
と言いながらロープのように伸びる足先で人間の体液を吸っていくシーンもまた、今までの仮面ライダーとは一風変わったシーンのようにも思います。
果たして、威吹鬼はイッタンモメンと童子・姫を倒すことができるのか⁉
4. まとめ
今回はアラサー・アラフォー世代にとって、その作風が懐かしさを感じられる仮面ライダー響鬼の第7話の魅力についてご紹介しました。
- TRICKや実写版どろろのようなおどろおどろしい和風の雰囲気
- ヒビキが支援者たちの協力も得ながらパワーアップするための山籠もりのシーン
- 第二の主人公:明日夢の合格発表のシーン
- 2号ライダー威吹鬼の初変身からのイッタンモメンとの戦い
あれ?
魅力3選のつもりが4選になってしまっていました(笑)
それだけ、仮面ライダー響鬼には魅力があふれているということだと思います。
特に仮面ライダー響鬼が放送されていた2005年頃に学生だったアラサー・アラフォー世代の方はその作風や明日夢の合格発表を通して、青春時代を思い返すこともあるのではないかと思います。
30代半ばの私も記事の中で少しエピソードも紹介させていただきましたが、中学生・高校生時代を、第7話を見てから自然に思い返していました。
仮面ライダー響鬼を見て、ご自身の青春時代を思い返しつつ響鬼のストーリーを楽しむのはいかがでしょうか?